BRZは新型が披露されたが86はいまだベールに包まれたまま

2012年、トヨタ86がデビューしたことで日本のスポーツカー市場が再燃したことを覚えている人は多いでしょう。



ご存じのようにトヨタ86というのは、スバルが生産を担当、水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトの“手の届く”スポーツカーでした。そして86から少々遅れてスバルからBRZという姉妹車も出たことも覚えているのではないでしょうか。



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そんな86/BRZについてのトヨタとスバルの提携は継続され、2代目のプロジェクトが進んでいることは両社から発表されているとおり。そして、初代ではトヨタ86が先行してスバルBRZが追従する流れだったのですが、2代目では完全に流れが逆転しています。すでにBRZは2020年11月にフルモデルチェンジした2代目をワールドプレミアしています。



スバルBRZは新型がお披露目されたのになぜ? 姉妹車のトヨタ86がいまだ謎に包まれるワケ



現時点で判明している2代目BRZのプロフィールは基本プラットフォームをブラッシュアップしつつ、エンジンは2.4リッターにスープアップするというもので、しっかり6速MTも継続設定。ただし、ATのみ運転支援システム「アイサイト」を採用するなど、いまどきのスポーツカーとして進化することも発表されています。



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しかし、86については新型の情報は微塵も流れてきませんし、実質的には受注停止しているにもかかわらず、トヨタのホームページではモデルチェンジが近づいていることをまったく感じさせない状態で、フルモデルチェンジなど関係ないような顔をしています。



ここから想像できるのは86とBRZが初代よりも差別化するということです。



仮にBRZのエンブレム違いくらいの仕上げで新型86が登場するとすれば、この段階でフルモデルチェンジを匂わせさえしないというマーケティングは考えづらいのも事実。



つまり、状況的に新型86は新型BRZとはだいぶイメージの違う顔つきになる可能性が高く、だからこそBRZのティザーはどこ吹く風とばかりにいられると考えられるわけです。



AE86レビン・トレノのような関係になる!?

そうはいっても、想定される価格帯からするとBMW Z4とトヨタ・スープラのようにパッと見では別物といえるほど差別化できるというのも考えづらいところ。ボディパネルやパワートレインについては共通であるだろうと想像できます。



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だとすれば、新型86はBRZのバンパー違いくらいの差別化ではなく、かなり異なる顔つきになっているとも予想できたりするのです。



そのスタイルについては完全にベールに包まれていますが、現行86の最後に登場した特別仕様車「GT ブラックリミテッド」がAE86トレノの最後の限定車をモチーフとしていたように、ハチロクという名前のヘリテージをより色濃く感じさせる、たとえばトレノ的な雰囲気を持つ顔つきも期待できるかもしれません。



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もちろん、いまの安全基準からすると歩行者保護などの観点からリトラクタブルヘッドライトは考えられないのですが、逆にLEDヘッドライトを使えばトレノがリトラを閉じた状態のイメージを再現することも可能でしょう。



いずれにしても、世界が電動化に進むなかで、十分に古典的でオーソドックスなライトウェイト・スポーツカーが2021年に登場することを楽しみに待ちたいというファンは多いことでしょう。



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水平対向エンジンを使っていることで、現在のスポーツカーとしてはかなり低いフロントシルエットを実現できるのが、86/BRZが利用するアーキテクチャの特徴で、そうした古典的なスポーツカーらしさを具現化した86だけのエクステリアに期待しましょう。

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