
サイエンスダイエットなどで有名なヒルズが販売しているプリスクリプション・ダイエット。
世界各地の獣医師や栄養士と共に作った療法食キャットフードで、科学的見地から栄養バランスを追求しています。
その中でも今回は、尿ケアをサポートしてくれるプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアの安全性や口コミを徹底的に分析していきたいと思います!
項目 | 詳細 | 商品ランク | Cランク |
---|---|
主原料 | ![]() |
グレインフリー | ![]() |
無添加 | ![]() |
安全性 | ![]() |
コスパ | ![]() |
内容量 | 500g/2kg/4kg |
価格 | 1,318円/3,718円/5,927円 ※Amazon参考価格 |
100gあたり価格 | 264円/186円/149円 ※Amazon通常購入時 |
対応年齢 | 成猫用(特別療法食) |
原産国 | チキン チェコ フィッシュ入り オランダ コンフォート チェコ コンフォート+メタボリックス オランダ |
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアは当サイトでCランクのフードになります。
220人の獣医師と栄養士が開発に参加したということで、栄養のバランスが良い無添加フードです。
しかし、もっとも多く使われている原材料が米となっており、グレインフリーではありません。
さらにはコーングルテンや小麦といったアレルギー性の強い食材も使われているので、安全面には難があります。
穀物は猫に必要がなく、あくまでかさ増しで使われるだけです。そういったものにアレルギー性のあるものを使うのは健康的とはいえません。
また、動物性油脂などの粗悪成分や植物性油脂、ポークエキスといった安全とは言い切れない成分も使われています。
これらの素材は4Dと呼ばれる値段の付かない廃棄素材や得体の知れないものを使っている可能性があり、注意が必要といわれています。
いくら療法食といわれても、品質が保証されないのはちょっと困りますよね。
ただし、コスパとという面では優れており、与えやすい価格帯の商品ではあります。療法食は高いものが多いので、その点では評価をしてもいいかもしれません。
目次
- 1 プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケア チキンの原材料と安全性を徹底分析!
- 2 猫用療法食プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアの口コミや評判は?
- 3 プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアをお得に購入するならどこ?公式・Amazon・楽天の価格を徹底比較!
- 4 プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアと当サイト一押しのモグニャンで比較!
- 5 プリスクリプション・ダイエットは全部で13種類!
- 6 プリスクリプション・ダイエットには缶詰のウェットフードタイプもある!
- 7 プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアには猫用以外にも犬用があります!
- 8 プリスクリプション・ダイエットのパッケージはややこしく注意が必要!
- 9 プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアのQ&A
- 10 プリスクリプションダイエット c/d マルチケアの基本情報
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケア チキンの原材料と安全性を徹底分析!
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアには、チキン、フィッシュ入り、コンフォート、コンフォート+メタボリックスの4つの種類があるのですが、今回はチキンの原材料と安全性について分析していきたいと思います!
そして当サイトの基準で、危険なものは赤、危険じゃないけど気になるものは緑で表示しています。
米、トリ肉(チキン、ターキー)、小麦、コーングルテン、動物性油脂、植物性油脂、ポークエキス、魚油、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
4D | - | 香料 | - |
粗悪成分 | 動物性油脂 | 着色料 | - |
危険成分 | - | 保存料 | - |
やや危険成分 | 小麦、コーングルテン | 酸化防止剤 | ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物 |
粗タンパク質 | 33.7% | オメガ6脂肪酸 | 3.42% |
粗脂質 | 16.4% | オメガ3脂肪酸 | 0.75% |
粗繊維 | 1.0% | 代謝カロリー | 387.8kcal/100g |
炭水化物 | 43.5% |
米
米はトウモロコシや小麦よりもアレルギー性の低い食材です。グルテンの量も少ないので、消化にもよく質の高いフードのかさ増しに使われます。
しかし、猫は穀物を必要としない生き物なので入っていないにこしたことはありません。
鶏肉(チキン・ターキー)
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケア チキンに使われている鶏肉はニワトリと七面鳥です。
どちらも質のよいフードに使われている食材で、ミートやミールといった得体の知れないものとは違います。
猫にとっては、どちらも消化しやすく栄養価も高いので、高品質フードの証明といっていいでしょう。
コーングルテン
コーングルテンはコーンとついている通り、トウモロコシから作られたものです。そのためアレルギー性があり、猫によってはお腹を壊すなどの症状が起こります。
また、トウモロコシは食物繊維が多いため、猫にとって消化しづらい材料です。年をとった猫や幼猫にはなるべく与えないほうがいいかもしれません。
動物性油脂
動物性油脂とはなんらかの動物から抽出された油分です。そのため4Dといった質の悪い成分が使われている可能性があります。
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアの場合品質について保証がされていないので、少し注意したほうがいいかもしれません。
プリスクリプション・ダイエットシリーズは療法食として、それぞれの症状にあった栄養バランスで作られています。
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアの場合は、主原料が米となっており小麦やトウモロコシに比べると比較的ヘルシーです。
しかし、そのほかに使われているものをみると決して高品質とはいえません。特に動物性油脂は当サイトにて粗悪成分に該当し、なるべく与えたくない原材料になります。さらに植物性油脂も同様です。
どちらも使われている素材が分からず、場合によっては質の悪いただ同然のものを使っている可能性があります。
また、いくらアレルギー性の低い米を使っているとしてもグレインフリーではないのが品質を落としています。
値段を安くするためにかさ増しをする必要があるのかもしれませんが、療法食としては非常に残念ですね。
ただし、添加物を一切使っていないのは評価できます。また、酸化防止剤に毒性のないものを使っているのも素晴らしいです。
総合的に考えると品質はあまり高くないフードです。金銭的な負担を考えないならば、もう少し品質の高いフードをおすすめします。
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアをお得に購入するならどこ?公式・Amazon・楽天の価格を徹底比較!
どこでプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
公式サイト | Amazon | 楽天 | |
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初回購入 | - | - | - |
定期購入 | - | 1,252円/3,532円/5,632円 | - |
通常購入 | - | 1,318円/3,718円/5,927円 | 1,213円/4,246円/6,897円 |
送料 | - | 2,000円以上無料 | 店舗による |
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアは通販サイトか店舗で!
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアは公式では販売されておりませんが、動物病院などで販売されていることがあります。
ただ、お得に購入するなら店舗や大手通販のAmazonや楽天がおすすめです。
最安値で購入するのであれば、Amazonなら定期おトク便を利用すると、通常よりも5%割引で購入することができます。
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアと当サイト一押しのモグニャンで比較!
人気商品モグニャンとプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアにはどのような違いがあるのか、「内容量」「価格」「メイン食材」「穀物類」「添加物」などを比較してみました!
項目 | モグニャン | プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケア |
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内容量 | 1.5kg | 500g/2kg/4kg |
価格 | 4,237円 | 1,318円/3,718円/5,927円 |
100gあたりの価格 | 283円 | 264円/186円/149円 |
メイン食材 | 白身魚 | 米 |
穀物 | グレインフリー | 米、小麦、コーングルテン |
添加物 | 無添加 | 一部無添加 |
当サイト評価 | Sランク | Cランク |
モグニャンとプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアを比べて共通するのは無添加の部分だけです。
モグニャンはグレインフリーとなっており、かさ増しの為の穀物などが使われていません。
そのため、アレルギーに対しても対策がバッチリです。
また、使われている食材もミートやミール、エキス、動物性油脂といったものではなく、ちゃんとした素材だけを使っています。そのため品質に関してはまさに最高です。
対してプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアは療法食で、そのために専用の配合がなされています。
しかし、品質と配合は関係がなく、上で検証したように4Dを疑われる原材料を使っている時点で低品質です。
それでは、プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアが全てにおいて負けているのかといえば、値段の面では勝っていると言えます。
また、販売されているサイズの豊富さもモグニャンより上です。
最終的には値段か品質で結果は変わるかと思います。ただ、健康のことを考えるならグレインフリーでアレルギーの心配がなく、質の良い素材だけを使ったモグニャンを当サイトではおすすめします。
プリスクリプション・ダイエットは全部で13種類!
今回の記事で紹介しているのはプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアで、シリーズのうちの1つです。他にも12種類、全部で13種類が販売されています。
そこで、ここからプリスクリプション・ダイエットシリーズについて簡単に触れていこうと思います。
- プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケア
- プリスクリプション・ダイエット i/d
- プリスクリプション・ダイエット k/d
- プリスクリプション・ダイエット m/d
- プリスクリプション・ダイエット r/d
- プリスクリプション・ダイエット s/d
- プリスクリプション・ダイエット t/d
- プリスクリプション・ダイエット w/d
- プリスクリプション・ダイエット y/d
- プリスクリプション・ダイエット z/d 低アレルゲン
- プリスクリプション・ダイエット メタボリックス
- プリスクリプション・ダイエット 腸内バイオーム
- プリスクリプション・ダイエット a/d〈犬猫用〉
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケア
今回紹介しているプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアは尿ケアをサポートする療法食ですが、尿疾患を患った猫に、再発の予防も兼ねて長期で与えることに適しています。
ドライフードは4種類の商品があるのですが、突発性膀胱炎の主な原因とされているストレスが多い環境にいる猫にはコンフォート、下部尿路疾患に悩む肥満の猫には、コンフォート+メタボリックスを与えてみてください。
プリスクリプション・ダイエット i/d
プリスクリプション・ダイエット i/dは猫の消化器官をサポートするために作られた療法食です。
猫の消化をよくするために食物繊維といった胃や腸に良い成分を配合して作られています。便の状態が悪いときに使用してみてください。
プリスクリプション・ダイエット k/d
プリスクリプション・ダイエット k/dは猫に多い腎臓病に対する療法食です。
1度腎臓病にかかってしまうと回復は難しいとされています。そこでリンやナトリウムを調整したこのフードを使って腎臓ケアをサポートしましょう。
ドライフードは、チキン、ツナ、 早期アシスト チキンの3種類の商品があります。早期の慢性腎臓病の猫には、早期アシスト チキンを与えてみてください。
プリスクリプション・ダイエット m/d
プリスクリプション・ダイエット m/dは糖尿病対策と体重管理をするために作られた療法食です。
低炭水化物と高たんぱく質をテーマとして配合されており、さらにタウリンなども加えて作られています。
プリスクリプション・ダイエット r/d
プリスクリプション・ダイエット r/dもダイエット用につくられた療法食です。
獣医師と共同で研究し栄養を損なわずカロリーを低く抑えています。8週間で結果がでるそうなので、太い猫を買っている飼い主さんにおすすめです。
プリスクリプション・ダイエット s/d
プリスクリプション・ダイエット s/dは尿ケアをサポートする療法食です。
猫は腎臓結石ができやすく、わずらってしまった場合のフードになります。ストルバイト結石なら最短6日間で効果がでるそうです。
プリスクリプション・ダイエット t/d
プリスクリプション・ダイエット t/dは、デンタルケアを目的とした療法食です。
猫も人間と同様に歯のケアが必要です。しかし、中々歯磨きはさせてくれませんよね。そこで、歯垢や歯石が気になっている場合は試してみるといいでしょう。
プリスクリプション・ダイエット w/d
プリスクリプション・ダイエット w/dは、消化を助け体重管理をしやすいようにと作られた療法食です。
低カロリー低脂肪にこだわり、さらに食物繊維をプラスすることで、猫を痩せやすくします。運動を嫌う、年をとった猫や体の悪い猫におすすめです。
プリスクリプション・ダイエット y/d
プリスクリプション・ダイエット y/dは甲状腺ケアのために作られた療法食です。
ヨウ素を制限することで、甲状腺の健康を維持することができます。3週間これだけを与えることで、結果が出るそうです。
プリスクリプション・ダイエット z/d 低アレルゲン
プリスクリプション・ダイエット z/dはアレルギーを持つ猫のために作られた療法食です。
徹底期に低アレルゲンにこだわることで、消化器や皮膚のトラブルをおさえることができます。
プリスクリプション・ダイエット メタボリックス
プリスクリプション・ダイエット メタボリックスは名前の通りメタボリックシンドロームに対する療法食です。
ヒルズ独自の原材料を使用し低カロリーにすることで、愛猫のメタボリックシンドロームを改善します。60日間の使用で効果が現れるとされています。
プリスクリプション・ダイエット 腸内バイオーム
プリスクリプション・ダイエット 腸内バイオームは、腸内フローラを活性化して健康的で規則的な排便をサポートしてくれる療法食です。
便秘、下痢、血便などの消化器系の不調がある猫に試してみることをおすすめします。
プリスクリプション・ダイエット a/d〈犬猫用〉
プリスクリプション・ダイエット a/d〈犬猫用〉は、病気やケガなどの衰弱状態から回復する大切な時期の栄養管理のために作られた療法食です。
栄養の吸収を高めるため、消化性に優れた蛋白質、脂肪を使用しており、下痢や嘔吐時に失われやすいビタミンB群やカリウムなどもしっかりと補給できます。
犬猫兼用で、缶詰のみの商品となっていますが、かき混ぜると液状になるため、スプーンやシリンジなどで給与することができます。
プリスクリプション・ダイエットには缶詰のウェットフードタイプもある!
ここまで紹介した商品はa/d〈犬猫用〉以外は、すべてドライフードタイプのものですが、プリスクリプション・ダイエットには缶詰のウェットフードタイプもあります。
愛猫が年をとって硬いものを食べられなくなった時にウェットタイプは良いですね。配合や栄養などはドライタイプと同一なので、トラブルの心配がありません。
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアには猫用以外にも犬用があります!
今回紹介したプリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアは猫専用のフードですが、実は犬用もあります。
どちらも同じ名前をしており、違うのはパッケージに猫が書かれているか犬が描かれているかです。
犬用にもk/d、m/dといった種類があるので、犬も飼っている人は、そちらもチェックしてみてください。
プリスクリプション・ダイエットのパッケージはややこしく注意が必要!
プリスクリプション・ダイエットはここまで紹介したように、たくさんのシリーズが存在しています。
そのため、パッケージが若干ややこしいかもしれません。また、犬用まであるのでさらにややこしくなります。
全面に大きくk/dやm/dと書かれていますが、間違えないように注意してくださいね。
プリスクリプション・ダイエット c/d マルチケアのQ&A
幼猫にもたべさせていいの?
そのため、該当しない病気の猫には与えないようしてください。体に毒とはいいませんが、注意しておくに越したことはありません。
プリスクリプション・ダイエット u/dってなに?
プリスクリプション・ダイエット トリーツってなに?
プリスクリプションダイエット c/d マルチケアの基本情報
キャットフードの形状 | ドライフード(小粒) |
内容量 | 500g/2kg/4kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | 1,252円/3,532円/5,632円 ※Amazon定期おトク便 |
通常価格 | 1,318円/3,718円/5,927円 ※Amazon参考価格 |
100gあたり価格 | 264円/186円/149円 ※Amazon通常購入時 |
販売会社 | 日本ヒルズ・コルゲート株式会社 |
公式サイト | https://www.hills.co.jp/ |