2026年6月23日、中国メディアの中国新聞網は、中国の家電メーカー小米(シャオミ)のテレビで地震速報の誤配信があり、会社が公式に謝罪したことを報じた。
記事によると、23日午後8時すぎに北京市とその周辺地域で利用されているシャオミ製テレビに、北京市海淀区でマグニチュード5程度の地震が発生したとの速報が表示され警報音が鳴る事案が発生した。
シャオミは同日中に声明を出し、誤配信の原因について「開発担当者が内部テストを行っていた際の操作ミスにより架空データを誤って配信してしまった」と説明。情報の配信プロセスやテスト環境の仕組みについて全面的に是正する方針を示すとともに、ユーザーに不安を与えたことを謝罪した。
中国のテレビにおける地震速報は、日本のように放送局を経由する仕組みとは異なり、シャオミなどの端末メーカーが自社のテレビシステム上に地震速報の受信・表示プログラムを直接組み込み、国の地震データに接続する形を取っている。
この件について、中国のネットユーザーからは「公共の安全を著しく脅かす行為」と位置付ける厳しい声が目立ち、「シャオミは地震警報を自分で開発しようとしてるのか」「シャオミの情報は国のデータとは異なる自社のモニタリング網によるものなのか」「地震速報は国家が統一して発信するものであり、個人や企業が勝手に流すことは大きな問題」といった批判が見られた。
また、「開発環境と本番環境が分離されていないのが問題」「結局は開発担当者に責任を押し付けているだけだ」「研究開発体制が未熟すぎる」などシャオミの体制を批判するコメントも目立った。
一方、「技術の探索には失敗も伴うものだ、むしろ評価すべきだ」「即座に対応していれば問題ない」と擁護する意見も混在していた。(編集・翻訳/川尻)











