今年に入り、世界の貨物貿易の成長は主に人工知能(AI)関連分野に集中しています。世界的なコンピューティングパワー、データセンター、端末機器への需要拡大が続く中、関連する中国製品の輸出も押し上げています。

オマーンでは、400キロボルト級のプレハブ型変電所が送電を開始しました。この変電所は、機能的には独立しつつもシステムとして連携する四つの統合ユニットで構成され、全体で24個の標準化された機能モジュールから成り立っています。これらはすべて中国国内で設計・製造・組み立て・システム調整が行われました。モジュールはオマーンへ輸送された後、積み木のように接続して組み立てるだけでシステムを構築します。従来の変電所建設では大規模な土木工事や現地での調整作業が必要でしたが、このプレハブモジュール方式により、建設期間を大幅に短縮することができます。

山東省青島市の電力設備メーカー、特鋭徳電気の担当者によると、今回のオマーン向けプロジェクトは、同社が輸出した中で最も電圧等級が高く、システム統合度も最も高いプレハブ型変電所だということです。従来型の土木方式による変電所建設には1年半から2年程度かかっていましたが、このプロジェクトでは受注、生産、海上輸送、現地設置・調整、送電開始までの全工程を6カ月未満で完了しました。

企業側によると、今年上半期の海外向け納入プロジェクトは前年同期より30%増加しました。市場が活況を呈している背景には、二つの要因があります。一つは、データセンターやコンピューティングセンターの建設に伴う電力機器(変圧器など)やプレハブ式変電所への需要急増です。もう一つは、企業が積極的に地域標準を構築し、国際的な相互認証を推進することで、「技術の海外展開」が競争優位を源泉から拡大していることです。

今年上半期の山東省の電気機器関連製品輸出額は前年同期比9.3%増の267億3000万元(約6170億円)に達しました。

このうち、変電所設備と変圧器製品の輸出額は70億元(約1620億円)を超えました。

青島大港税関企業信用管理科の責任者によると、こうした電力関連製品は主に欧州連合(EU)、中東、アフリカ、韓国などの国・地域に輸出されており、特にEUとアフリカ向け輸出の伸びが顕著だということです。高電圧・大容量の変電設備やプレハブ型変電所の輸出は拡大を続け、対外貿易の新たな成長エンジンとなっています。(提供/CGTN Japanese)

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