ノルウェー代表はFIFAワールドカップ(W杯)でイングランドに敗れたものの、ノルウェー代表ハーランド氏はW杯を席巻し、今大会の「勝者」の一人となっています。

サッカー選手の移籍情報などを専門的に扱う情報サイト「トランスファーマルクト(Transfermarkt)」のデータによると、ハーランド氏の現在の推定市場価値は2億ユーロで、選手価値ランキングの首位を走っています。

この25歳の若者は単なるサッカー選手にとどまらず、消費者・文化・商業シーンをつなぐグローバルな象徴的存在になりつつあります。世界中のブランドが次世代のスポーツアイコンを奪い合う中、中国企業もこうした若年層向けの若き世界的グローバルスポーツブランド資産を活用し、国際市場での主導権を握ろうと試み始めています。
サッカーW杯で存在感を示すノルウェー代表ハーランド氏、中国でも商業価値が急上昇
ハーランド氏の抖音での投稿

統計によると、現在ハーランド氏と提携しているブランドには、スイスの高級腕時計大手のブライトリング、バドワイザー、ナイキなどの国際ブランドだけではなく、AIチャットサービス・豆包(ドウバオ、Doubao)、家電大手・美的(Midea)、清涼飲料ブランド王老吉などの中国ブランドも名を連ねています。また、ハーランド氏は6月の初め、中国のSNSウェイボー(Weibo)と中国版TikTok・抖音(ドウイン)のアカウントを開設し、抖音アカウントのフォロワー数はわずか1カ月ですでに683万3000人に達し、ノルウェーの全人口563万3000人を上回る規模となっています。

中国ファンの熱意に応えるため、ハーランド氏は中国ファンとのネット上の交流にも積極的に参加しています。中国ファンからのコメントにリプライし、中国ファンが付けた「哈宝(ハーバオ)」という愛称を「とても気に入っている」と返したり、中国重慶市を走るモノレールを「食べる」ような動画や、「瞑想(めいそう)ポーズ」のゴールセレブレーションを再現した動画を投稿したり、公式アカウントのBGMに中国の楽曲『ノルウェーの森』を取り入れたりする試みも行っています。こうした親しみやすくフレンドリーな交流は具体的な商業的価値を生み出すとともに、中国での存在感を大きく高めています。(提供/CGTN Japanese)

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