2026年7月30日、中国のSNS・小紅書(RED)に「価値観に問題があるように見えるにもかかわらず、多くの人に支持されているアニメはあるだろうか」との問い掛けがあり、中国のネットユーザーから作品のテーマや描写に対する賛否両論が見られた。

まず挙げられた「カードキャプターさくら」については、「この作品は恋愛要素が本当に多いよね。

異性同士も同性同士も、教師と生徒の恋愛まであって、とにかくいろいろ描かれている」「問題視されるのは、作中に教師と生徒の恋愛(しかも女子生徒は未成年)があるからだと思う。それに、主人公たちもまだかなり幼いし」などと、登場人物の年齢や恋愛描写に言及する意見が寄せられた。

また、「進撃の巨人」も挙げられ、「母親が食われるシーンは本当に精神的にきつかった」「主人公は自分の復讐と仲間を守るために虐殺を実行して成功したわけで、結局『平和を話し合っても意味はなくて、戦争や暴力、大虐殺のほうが効果がある』と言っているようにも感じた」などと、作品が描くメッセージについて考察するコメントも寄せられた。

さらに、「DEATH NOTE」について「実際、Lも夜神月も『正義』とは言えないよね」「夜神月が間違っているのは確か。どう受け止めるかは見る人次第だと思う」「作者が夜神月を最後に死なせた時点で、作者自身の立場は十分示されていると思う」との議論が起こった。「クレヨンしんちゃん」に対しては「もともと大人向けの作品だからね」「最初は深夜枠で放送されていた大人向けアニメだった。でも子どもが見るようになってからは、昔ほどブラックな面白さはなくなった気がする」などと、初期の作風を指摘する意見も相次いだ。

「聲の形」については、「見ていて頭が痛くなった」「本編は見たけど、それでも主人公とヒロインが最後に結ばれるのは理解できなかった。主人公がいじめられる側になったかどうかは別として、ヒロインは何も悪くないのに、自分をいじめた相手を好きになるのはやっぱり理解しづらい」「現実でいじめられた人が、いじめてきた相手を好きになるなんて普通は考えにくい。でも『作者もキャラクター本人も納得してるんだから、納得しないのは読者だけ』みたいなことを言う人が多くて、怖くて反論もできない」と作品への違和感を示す声が集まった。

そのほか、「NANA」「鬼滅の刃」「天気の子」「【推しの子】」「五等分的花嫁」「チェンソーマン」「斗羅大陸 ~7つの光と武魂の謎~」「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」などの作品が挙げられた。(翻訳・編集/岩田)

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