国際通貨基金(IMF)は7月29日、中国マカオの経済について「強靭(きょうじん)さを維持している。金融システムは全体として堅調で、金融業態は日増しに多様化している。

経済の適度な多角化においても着実な進展を遂げている」と評価しました。

IMFの専門家チームは7月14日から23日にかけてマカオを訪問し、マカオ経済に対する「4条協議」を実施するとともに、マカオ特別行政区のマクロ経済および金融情勢に関する予備的総括をまとめました。

4条協議とは、IMF協定第4条に基づき実施される加盟国と地域の経済政策に関する包括的な評価です。IMFの専門家は、世界全体で不確実性が高まる中においてもマカオ経済は強靭さを維持しており、今年の成長率は3.3%で、中期的な成長率は概ね3.0%前後で安定推移するとの見通しを示しました。また、特別行政区政府の財政力も肯定的に評価し、金融システムについては全体として健全性を維持しており、金融業態はますます多様化する傾向にあるとの見解を示しました。

IMFの専門家はさらに、マカオは経済の適度な多角化において着実な進展を遂げていると評価し、広東省珠海市に属する横琴島に設立された、広東省とマカオが共同で管理開発する特別な経済協力区である横琴広東・マカオ深度協力区の生産能力の強さに言及し、さらにマカオとポルトガル語圏諸国との緊密な結びつきがマカオに新たな発展の好機をもたらす可能性があると指摘しました。IMFの専門家はまた、マカオ特別行政区政府が設立した「誘導基金(ガバメントガイダンスファンド)」には呼び水としての効果があり、マカオ企業の多角化発展を支援するのに役立つとの考えを示しました。(提供/CGTN Japanese)

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