上海市に新たに誕生する大型文化施設「上海大歌劇院」で、7月28日、開業後の公演に向けた初のチケット販売が行われました。販売開始から1時間で1万1000枚以上を売れ、販売総額は800万元(約2億円)に達しました。
初回販売のチケット総数は2万枚余りで、オペラ『トスカ』『アイーダ』『ばらの騎士』やショスタコーヴィチ交響曲全集など16公演が含まれます。最高価格は1280元(約3万円)、最低価格は180元(約4000円)で、今後は80元(約2000円)の公益チケットも発売される予定です。
同劇場は黄浦江沿いの世博文化公園(万博文化公園)に位置し、6月に竣工しました。10月17日に正式オープンする予定です。総面積は14万6000平方メートルに達し、特殊な工法により、視界を遮る柱のない空間を実現しました。上空から見ると白い巨大な扇のような形をしており、上海の新たな文化ランドマークと見なされています。
同劇場には3つの主要な公演スペースがあり、計4200席を備え、古典作品の常設公演から前衛的な実験的公演まで、幅広い演目を網羅する計画です。10月17日から2027年2月20日にかけて、オペラ、コンサート、ダンス、中国伝統演劇など47演目82公演と、100回を超える芸術教育イベントを開催します。
中国市場ではオペラなどの舞台公演市場が徐々に拡大しており、上海はその代表的な都市です。2025年には、上海市直属の国有芸術団体18団体が計1万677回の公演を行い、3億8000万元(約90億5000円)の公演収入を上げ、観客動員数は349万7800人に達しました。
業界の分析によりますと、質の高い文化公演はチケット収入をもたらすだけでなく、都市の文化・観光消費をさらに牽引します。











