世界のマルチAIモデル統合プラットフォーム「OpenRouter」が最新1週間のAI大規模モデル(LLM)利用ランキングを発表し、上位5製品はいずれも中国企業が開発したモデルとなりました。また、世界最大のAIオープンソースコミュニティーであるHugging Faceでも、中国のオープンモデルの累計ダウンロード数が世界首位となっています。

Hugging Faceでは、アリババクラウドが開発した「千問(Qwen)」シリーズが累計ダウンロード数10億回超という圧倒的な実績で首位に立っています。千問(Qwen)大規模モデルのマルチモーダル実用化事業責任者を務める魏正浩氏は、同社の商品はこの3年間で、5億パラメータ規模の小型モデルから1兆パラメータ規模のフラッグシップモデルまでを網羅するラインアップを構築し、あらゆる用途・利用シーンの開発者に選択肢を提供していると紹介しました。

アフリカ大陸には1500~3000の言語がありますが、既存のLLMは基本的に英語、中国語、欧州の言語でトレーニングされているため、アフリカ地域の多くの国は現地言語に対応したLLMの開発を望んでおり、その際には、中国のモデルが選ばれるケースがほとんどです。

アフリカだけではありません。米国の投資機関のデータによると、現在、米国のAIスタートアップ企業の最大80%が、資金調達の場で中国のオープンソースモデルを利用しています。現在、中国のLLMを基盤として、1日当たり平均200以上の派生モデルが生まれています。

中国情報通信研究院クラウドコンピューティング・デジタル化研究所の栗蔚副所長は、「現在、世界各国のさまざまな業界で、中国の大規模モデルを基に二次開発が進められており、それによって新たな技術やアプリケーションの創出が促され、AIの実用化が各業界で大幅に加速している」と述べました。(提供/CGTN Japanese)

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