上海の復興島に設置されているネコのオブジェ「猫的畳加態」と植物を使ったイヌのオブジェ「潦草小狗」が最近、パブリックアートの分野で最も存在感を放つ「アイドル」となっている。

復興島の「猫的畳加態」は当初の予定より半年以上長く設置されている。

このネコのオブジェは1935年にオーストリアの物理学者エルヴィン・シュレーディンガーが提唱した量子力学の思考実験「シュレーディンガーの猫」にインスピレーションを得ており、復興島の「量子都市」建設のシンボルとなっている。この「ネコ」は近日中に装いを一新して再び姿を現す予定となっている。蘇河湾では、「潦草小狗」の設置期間が予定より3カ月近く延長されている。その「ゆるかわ」な見た目が人と都市を感情面で結び付け、消費の活力を引き出している。
「ネコ」と「イヌ」が上海の人気をさらにアップ?―中国

「猫的畳加態」は2025年3月にアーティストのTango氏が復興島の招きを受けて、都市空間アートシーズンに創作したパブリックアート作品だ。エアドームで作られたこのネコの設計寿命はもともと約5カ月だった。都市空間アートシーズンだけの「期間限定」作品だったこのネコは、イベント終了後も半年以上予定を超えて設置されている。Tango氏は復興島のためにこの作品を作り直している。Tango氏は「ネコのデザインや姿はそのままで、毛の色を少し調整し、三毛から茶色と白の二色に変えた。市民や観光客に新鮮味を感じてもらいたい」と話す。

4月の上海国際花卉フェスティバル開催期間中、高さ5.2メートルの植物オブジェ「潦草小狗」が予想外の人気を集め、癒し系トップアイドルとして人気を集めた。春限定の予定だったこのイヌは市民らの要望で設置期間が延長され、最近では夏仕様となり、人と都市とを感情面で結び付け、情緒的価値が消費を継続的に促進する原動力になっている。

「潦草小狗」の人気で、オブジェが設置された蘇河湾エリアまで足を運ぶ市民や観光客も多い状態が続き、このエリアの店舗としても喜ばしい状況となっている。統計によると、花卉フェスティバルが開幕した4月18日から5月5日までの期間、蘇河湾のショッピングモール・万象天地の来店客数は前年同期比で190%以上増え、消費は同49%増加した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

編集部おすすめ