中国黒竜江省では8月に入って以降、松花江と黒竜江でそれぞれ公式に番号が付される規模の洪水が発生しています。黒竜江省の各地では水位の変化を注視し、科学的な調整を行いながら、洪水のピークを安全に乗り切れるよう全力で対応しています。
黒竜江省の水利当局は、多様な監視手段を活用して水位の監視・予測を継続しています。また、「黒竜江省水害・干ばつ対策意思決定支援プラットフォーム」を通じて、省内約1万4500人の水害対策責任者に警報情報を発信し、住民の避難を速やかに実施しています。省内では、現在も複数の河川で警戒水位を上回る状態が続いています。
黒竜江省水文水資源センターの主任予報官である廖厚初氏は、「松花江本流と黒竜江上・中流域からの流入水量の影響を踏まえて分析した結果、黒竜江省同江市から撫遠市までの黒竜江流域では8月8日から12日にかけて洪水のピークが訪れると予測している。ピーク時の水位は警戒水位を0.69メートルから0.91メートル上回るものの、いずれもまだ保証水位(堤防などの安全確保の基準となる水位)に到達していない」と説明しました。
現在、黒竜江省水利庁は水害・干ばつ対策の4級緊急対応を発動し、水位予報や洪水情報を随時発表するとともに、河川の洪水の推移を注視しています。
黒竜江省水利庁の水害・干ばつ対策処の任守徳副処長は、「21の作業チームと専門家グループの計32人を派遣し、佳木斯(ジャムス)市や鶴崗市などの流域の各地における洪水対策と救助活動を指導している。沿岸各地は防災対策を強化し、延べ1万2000人が堤防の巡視と危険箇所の点検に当たり、12.5キロメートルにわたって防水シートを敷設したほか、31.5キロメートルにわたって仮設堤防を築造するとともに堤防の補強を行い、松花江と黒竜江の洪水に対し、力強くかつ秩序ある対応を進めている」と述べました。(提供/CGTN Japanese)











