中国南西部の雲南省にある白馬雪山国家級自然保護区管理局の職員が先ごろ、赤外線カメラに収められた映像データを整理していた際、中国の国家2級保護野生動物に指定されたオオヤマネコの野外活動映像を初めて確認しました。この自然保護区は、雲南省デチェン・チベット族自治州徳欽県と維西県に位置し、チベット高原南東部にある横断山脈の中段、「三江併流」(金沙江・瀾滄江・怒江の3大河がほぼ並行して流れる)という世界自然遺産の核心地域にあります。

映像には、成獣のオオヤマネコ1頭が早朝に巴美公益保護地の高山の岩場地帯を歩き回り、尿で縄張りを示す様子が映っており、体つきはたくましく、行動は警戒心に満ちています。オオヤマネコは生息地の原生植生の完全性や食物連鎖の連続性に厳しい条件を求めるため、高山生態系の健全性を測る重要な指標種とされています。

巴美公益保護地は徳欽県仏山郷巴美村に位置し、雲南省とチベット自治区の境界にあり、総面積は65平方キロメートルで、青海チベット高原の高地寒冷地帯に生息する動物が南下する際の重要な通路となっています。2019年の開設以来、ユキヒョウ、ヒョウ、ウンナンシシバナザル(巴美の個体群は約150匹)、ヤマジャコウジカ、ドールなど多くの希少種が確認されています。(提供/CGTN Japanese)

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