中国西部のチベット自治区で建設中の大唐ザラ(扎拉)水力発電所では8月11日、世界最大の衝撃式水車発電機のローター(回転子)のつり込み作業が順調に完了しました。これは中国の超高水頭(水の落差が極めて大きい)大容量衝撃式水車発電装備のコア技術が世界のトップレベルに達したことを示すもので、チベット南東部でのクリーンエネルギーの基地建設を力強く後押しするものです。
大唐ザラ水力発電所は、中国の「蔵電外送(チベット自治区の電力を外部に送る)」での「骨幹施設」であり、設置される500メガワットの衝撃式水車発電機2基は、同種の発電機として単機容量が世界最大です。この装置は中国のエネルギー分野で初めて実現した重要な技術装備であり、高標高、大落差、大容量などの技術上の強みを備えています。
今回つり込まれたローターは、発電機がエネルギー変換を実現するための「動力の心臓」です。重量は約840トンで、一般の家庭用乗用車560台の総重量に相当します。つり込み作業の完了により、同プロジェクトは稼働前の最終段階に入りました。
同発電所が全面稼働すれば、年間約40億キロワット時ものクリーン電力を発電します。これは、標準炭130万トン分を節約し、二酸化炭素排出量を342万トン削減することを意味します。(提供/CGTN Japanese)











