中国自動車流通協会が発表した最新データによると、6月の中古車取引台数は初めて新車の小売販売台数を上回り、中古車市場が一足先に成長の転換点を迎えました。一方、BBA(BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ)の経営は下押し圧力に直面しています。
6月の全国の中古車取引台数は161万8400台に達し、前月比1.05%増となりました。同時期の国内乗用車の小売販売台数は160万2000台で、新車市場の販売台数は引き続き前年同期を下回り、全体として市場予想を下回る結果となりました。
例年、中古車市場の取引増加は主にセダンとSUVという二大主力車種に支えられてきました。しかし6月は、セダンとSUVの取引台数がいずれも前年同月比で減少し、商用車市場も低調でした。こうした中で中古車市場全体がプラス成長を実現できたのは、もっぱらMPVとクロスオーバー型乗用車の取引増加に支えられたためです。車種別のデータによると、6月のMPV取引台数は11万5300台で前月比1.17%増、前年同月比5.09%増となり、市場の成長をけん引しました。
注目されるのは、新エネルギー中古車が市場でますます人気を集めていることです。「新エネルギー車はリセールバリューが低い」という固定観念にも変化が生じています。
中古車市場が活況を呈する一方、BBAなどの高級ブランドでは、新車の値下げが相次いでいます。値下げの対象はもはや電気自動車やエントリーモデル、非主力車種だけではなく、A6L、Q5L、Cクラス、GLCなど、これまで高級ブランドの販売と価格体系を支えてきた主力モデルにも徐々に広がっています。
上汽アウディの複数の販売店の担当者によると、一部車種では店頭での値引き額が既に15万元(約350万円)から16万元(約370万円)に達しています。(提供/CGTN Japanese)











