卓球のWTTチャンピオンズ横浜2026で、張本智和・美和の兄妹がそろってシングルス優勝を果たした。「卓球王国」中国からは危機感がにじみ出ている。
9日、男女シングルスの決勝が行われ、男子は世界ランキング5位の張本智和が同31位のオ・ジュンソン(韓国)を4-1で、女子は同3位の張本美和が同5位の陳幸同(チェン・シントン。中国)を4-2でそれぞれ下し、兄妹そろって優勝を果たした。
中国のSNS・微博(ウェイボー)で130万超のフォロワーを持つスポーツブロガーは「中国卓球界の育成体制に懸念」と指摘。今大会は男子が王楚欽(ワン・チューチン)、女子が孫穎莎(スン・インシャー)の男女ランキング1位の中国選手が欠場していたことに言及する一方、「張本美和が中国卓球界の女子シングルスにとって最大の脅威であることは確かだ」と指摘した。
そして、「この18歳の少女(美和)は、技術が総合的に優れている上にメンタルも強く、大会経験は多くのシニア選手よりも豊富だ。彼女はもはや『将来が楽しみな選手』ではなく、『今まさに台頭している選手』だ」と評した。
また、「本当に警戒すべきなのは今大会で優勝を逃したことではなく、海外の若手選手全体が(中国への)追い上げを加速させていることだ」と言及。「日本、韓国、欧州の若手選手たちはどんどん積極的に戦い、勝利を手にするようになっている。中国卓球界の選手育成はこれ以上先延ばしにすることはできない」と、若手の突き上げがない中国に危機感を示した。
中国の著名な卓球解説者の韓喬生(ハン・チアオション)氏も、張本美和が中国選手3人を次々と破って優勝したこと、男子は張本智和が決勝まで安定したプレーぶりで連覇を達成したことに触れ、「海外の若手選手たちは急速に力を伸ばしている。この差を正視し、しっかりと振り返る必要がある」と指摘した。
中国のネットユーザーからは「兄妹で優勝はうれしいだろうな」「張本兄妹のレベルは中国代表の中でも主力級」「今や(中国が)優勝を逃すことが正常になってしまっている。











