2026年8月5日、中国メディア・青島新聞網は、湖北省咸寧市の橋で強風により欄干が全面的に倒壊し、内部に鉄筋が見当たらず手抜き工事の疑いが浮上したと報じた。

記事は、湖北省咸寧市嘉魚県魚岳鎮の山湖路にある三湖橋で4日、片側の防護用欄干が全面にわたって倒壊し、粉々に砕け散る事故が発生したと紹介。

事故による負傷者は出ておらず、現場はすでに封鎖されて修復作業が進められていると伝えた。

そして、倒壊した欄干の破片の中に鉄筋の形跡が一切見当たらなかったことから、インターネット上では施工時の欠陥や手抜き工事を疑う批判の声が相次いで浮上したと報じた。

その上で、地元の住宅・都市農村建設部門の担当者が「当日は風力8級(風速17~21メートル/秒相当)を超える強風を伴う天候で、湖上に位置する橋が風の通り道に位置していたために欄干が吹き飛ばされた」と説明したことに言及。手抜き工事だったのではないかとの質問に対して同県の建設当局は「状況を把握していないため確認後に回答する」とコメントしたきり、連絡がつかなくなったと伝えた。

橋の欄干が強風で倒壊、中に鉄筋がないことが発覚=当局「接着剤で固定した」―中国

記事は、地元コミュニティーの関係者が、接着剤で欄干を固定していただけで品質に問題があったと施工不良の事実を明確に認めたと紹介。上級部門によって責任追及が進められる見通しだとした。

この件について、中国のネットユーザーからは「典型的な手抜き工事だ」「市民の安全を軽視している」といった批判が殺到したほか、地元建設当局の姿勢に対しても「責任逃れとうやむやな対応に終始している」と怒りの声が相次いだ。

また、「大理石などの石材欄干にそもそも鉄筋が入っているはずがない」と素材の構造に触れる冷静な見方がある一方で、「だからといって風にあおられただけで簡単に倒れて砕け散るなどあり得ない」「材料ではなく、接着や固定といった施工プロセスそのものに重大な欠陥があったのは明らかだ」と施工不良を厳しく追及する声が上がった。(編集・翻訳/川尻)

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