2026年8月10日、韓国・中央日報は「米国にとってアジアにおける主要同盟国である韓国と日本で対米信頼が同時に揺らいでいる」と報じた。日韓両国で「米国を信頼できない」とする声が「信頼できる」を上回る調査結果が出た。

中央日報と東アジア研究院(EAI)が共同で実施した世論調査によると、「米国は信頼できるパートナーか」との質問に、韓国の回答の46.4%が「信頼できない」と答えた。「信頼できる」は45.4%だった。誤差の範囲内ではあるものの、EAIが17年に同項目の調査を開始して以来、「信頼できない」が「信頼できる」を上回ったのは初めてだという。

日本でも同様の傾向が表れた。EAIと毎年、共同調査を実施している国際文化会館(IHJ)の調査では、米国を「信頼できない」とする回答が47.0%に上り、「信頼できる」(34.7%)を12.3ポイント上回った。

記事は「二つの主要同盟国で同時に信頼が低下したことは、トランプ大統領個人に対する好き嫌いだけでは説明しにくいという点で注目される」と伝えた。

韓国では米国大統領に対して「悪い印象を持っている」との回答が25年の73.1%から26年は77.4%へと小幅に上昇した。一方、米国という国に対して「良い印象を持っている」との回答は72.8%から47.5%へ急減した。「現在の米韓関係は良い」とした回答は17.8%で、「中韓関係は良い」(14.5%)と大差はなかった。

日本でも、米国の指導者に対して「悪い印象を持っている」と答えた割合は25年の70.1%から26年は70.9%とほぼ変わっていない。

韓国と日本はこれまで比較的、米国に友好的な国とみなされてきた。米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センター(PRC)が今年2~5月、世界36カ国の成人4万2151人を対象に実施した調査では、30カ国が米国より中国を好意的に評価した中で、日韓を含む6カ国は米国をより好意的に評価していた。

それでも韓国人は、安全保障の面では依然として米国との同盟が必要だと考えている。米韓同盟を現在の水準で維持するか、あるいは多少強化することで韓国の安全保障を守るのに十分かと尋ねたところ、62.3%が「そう思う」と答え、「そう思わない」は29.6%だった。以前ほど米国を信頼できなくなったとしても、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するためには米韓同盟を維持すべきだという考えだ。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「米国を信用してる人がまだこんなにいるの?」「米国は友邦ではないよ」「米国をなぜ信頼しなきゃならないんだ?」「日本人は賢いね。韓国はまだこんなに米国を信じてるなんて感心する」「米国の植民地でいたい人がこんなにいるとは」「いい機会だから在韓米軍を撤退させよう」など、米国を信用しないという趣旨のコメントが多数寄せられた。(翻訳・編集/麻江)

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