南海の夏季休漁期は8月16日正午に終了し、福建省では漁船8000隻余りが相次いで出港しました。同省漳州市東山県は良好な沿岸生態資源を生かし、沿岸漁獲物の種類が豊富で品質も高いことから、休漁期の終了により県内全域の海産物市場は一気に最盛期を迎えました。
東山県西埔鎮の水産物電子商取引(EC)集積エリアでは、各企業が地元の漁船と長期にわたって安定した協力体制を構築してきました。漁船と陸側が漁獲量や魚種をリアルタイムで共有し、ECチームがライブコマースを活用することで、沖合での漁獲作業とネット販売を同時に進めています。
解禁を受け大量に出回るようになった安価で良質な水産物は、生鮮品として販売されるほか、地元の水産加工企業に大量に搬入されます。そして缶詰製造、高度加工、餌料生産など多様な業態を通じて、水産業の産業チェーンが拡張しています。また、整備された冷蔵倉庫や定温管理冷凍車を活用することで、新鮮な魚介類が全国各地の都市へ次々に出荷されていきます。東山県海洋漁業局によれば、2025年の同県の水産物漁獲量は11万5800トンに達し、漁業生産額は21億5000万元(約510億円)を超えました。
また、休漁期が終了した現地では漁船による漁獲以外に、地元の漁師がイベント化した近海の養殖いかだでの特色ある夜間漁も注目を集めています。昔ながらの海での作業が観光客にとって人気の体験型レジャーとなり、地域ににぎわいをもたらしています。(提供/CGTN Japanese)











