湖北省の神農架林区で19日、イヌワシの幼鳥が無事巣立った。これにより約4カ月にわたったイヌワシ観察の絶好の機会が終わり、バードウォッチャーらも次々帰途に就いた。
中国で国家一級保護動物に指定されているイヌワシが神農架で初めて確認されたのは2009年のことだった。今年3月、イヌワシが繁殖のために作った巣をバードウォッチャーが偶然発見。その情報が瞬く間に広がり、イヌワシが自然繁殖する全ての過程をカメラに収めようと、バードウォッチャーが次々と神農架に押し寄せていた。
イヌワシを撮影する過程で、バードウォッチャーは「派手な色の服を着ない」「大きな声を出さない(イヌワシの鳴き声もまねしない)」「撮影のためにドローンを使わない」という自分たちで作った三つのルールを守り、イヌワシを警戒させないように心掛けた。
イヌワシを撮影するために神農架に1カ月以上とどまったバードウォッチャーも少なくなく、固定の場所でイヌワシを観察するバードウォッチャーもいれば、山の奥にまで足を運んでその他の鳥を探すバードウォッチャーもいた。こうして周辺の消費が押し上げられる期間が長くなり、周辺の民泊施設の稼働率が例年と比べて高くなった。
神農架は森林率が高く、生態系が健全に保たれているため、野生の鳥類が470種類以上確認されている。これは中国全土で確認されている鳥類の31.3%を占める数字となる。神農架にはバードウォッチング拠点が11カ所設置されており、毎年国内外のバードウォッチャーがたくさんやって来る。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











