ロイター通信は先ごろ、中国ではロケット打ち上げが観光ブームと「宇宙時代の夢」をけん引していると伝えました。

中国のロケット打ち上げはかつて極秘扱いで、打ち上げ場所は辺ぴな砂漠地帯に位置していました。

しかし現在では、こうした打ち上げ活動が徐々に一般公開されつつあります。中国の計画には、2030年までの有人月面着陸や、その後の有人火星探査ミッションなどが含まれています。

中国の宇宙航空事業は1960年に初の観測ロケットを打ち上げて以来、一連の画期的な成果を達成してきました。2003年に有人宇宙飛行を実現し、2008年には初の船外活動を成功させ、2022年には宇宙ステーションの建設を完了しました。その後、月探査プロジェクトでは探査機による月裏側への世界初となる着陸を達成し、月面土壌サンプルの回収にも成功しました。

こうした宇宙開発の成果は、映画化され、博物館に展示され、写真撮影の人気スポットとしてSNSで共有されるなどさまざまな形で人々の生活に溶け込んでいます。

宇宙はすでに総合的な文化体験となっており、観光、芸術創作、商業ブランドがいずれも重要な役割を果たしています。

内蒙古自治区のウランハダ(烏蘭哈達)火山地質公園は、こうしたブームを象徴する場所です。ここでは観光客が「宇宙飛行士の服装」をレンタルし、火星の地表を思わせる火山岩の景観の前で記念撮影を楽しむことができます。また街角の屋台では、宇宙飛行士の形をしたイチゴ味のアイスクリームが売られています。

多くの中国人にとって、宇宙はもはや公式ライブ配信やSF映画の中だけのテーマではありません。海水浴場でも、パブリックアートの中でも、街角のアイスクリーム屋台でも、人々は宇宙の要素に出会うことができます。

(提供/CGTN Japanese)

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