台湾メディアの中時新聞網は25日、日本の国宝に液体をかけ、文化財保護法違反の疑いで逮捕された台湾芸能人「五熊(ウーシオン)」に対して、「日本に滞在できるなんてうらやましい」との声が上がっていると伝えた。

報道によると、「五熊」こと蔡宜臻容疑者(39)は今年4月、奈良・薬師寺にある国宝「仏足石」に液体をかけたとして、今月22日に関西空港から再入国したところを逮捕された。

蔡容疑者は「自分が感動したものに油をかけて祈りをささげている。仏足石にも感動したためかけた」と供述しているという。

中時新聞網の記事によると、台湾のテレビ局・中華電視公司(CTS)の元アナウンサーでインフルエンサーの視網膜(陳子見)氏は、仮に罪が確定した場合、五熊には最高で5年の拘禁刑、または100万円以下の罰金が科される可能性があることに言及。「これも一種の『在留カード』を申請したことになるね。在留資格:犯罪者」「まさか『油をかける』という(在留資格の)取得方法があるとは知らなかった。しかも税金も年金保険料も払わなくていい(???)」と冗談めかしてつづった。

これに対し、「日本旅行の達人」として知られる台湾の元医師の林氏璧(本名:孔祥琪)氏は、中国語の「到此一游(ここを訪れた)」という言葉をもじり「到此一油(ここに油を一滴)」とコメント。すると、林氏璧氏がフェイスブックで「日本自助旅遊中毒者(日本自由旅行中毒者)」というアカウントを運営していることから、視網膜氏は「早く(アカウント名を)日本自助発油中毒者(日本自由油かけ中毒者)に変更しなよ」と返信した。

さらに、他のネットユーザーからは「デメリットは刑期を終えた後に(日本に)再入国するのが難しくなることだな」との声が上がったが、これに対して視網膜氏は「でも、ほとんどの人が何度も再入国を繰り返して(日本に)滞在できる期間より、(五熊の方が)長い時間をすでに滞在しているよ」と返信した。

記事によると、このほかには「毎日無料で日本食が食べられる」「無料の日本語学校だ」といったうらやむようなコメントや、「刑務所管理ビザ」「刑期を終えた後の高額な罰金は怖い」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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