2026年8月23日、香港メディア・香港01は、中国・河北省の産地で白菜の長距離輸送時に発がん性物質であるホルムアルデヒド溶液に浸す違法行為が発覚し、関係当局が緊急の調査と流通追跡に乗り出したと報じた。
記事によると、今月22日に現地の動画配信者がSNS上で告発動画を公開したことで問題が発覚。
現場の作業員は、この処理を行うことで白菜の鮮度を2~3日保つことができると説明し、これらの白菜は江蘇省宿遷市の卸売市場に向けて出荷される予定だったとのことだ。
記事によると、告発を受けて康保県人民政府が直ちに調査を実施したところ、動画の内容は事実であり、野菜の買い付け業者が長距離輸送時の鮮度を維持するため違法な化学薬品を使用したことが確認された。県当局がすでに警察と連携し、関係者や輸送車両を拘束する強制措置を講じるとともに、事件の詳しい経緯について捜査を進めていると明かした。
また、事態を重く見た国務院食品安全委員会弁公室、農業農村部、国家市場監督管理総局が即座に現地当局を指導し調査・事実確認を行わせ、法に基づき厳正かつ迅速に処分するよう求めたほか、各地の検査機関に対し、生鮮野菜を対象とした緊急の特別抜き打ち検査と市場の一斉立ち入り調査を実施するよう命じたという。
出荷された問題の白菜が一般市場に流通するのを阻止するため、当局が流通経路の緊急追跡調査も進めている。
記事はホルムアルデヒドについて、毒性と発がん性を有する化学物質であり、食品の保存料や加工助剤としての使用は法律で厳格に禁止されていると指摘した。(編集・翻訳/川尻)











