中国国務院の丁薛祥副総理は9月3日、ロシアのウラジオストクで開かれた第11回東方経済フォーラムの全体会議に出席し、演説しました。
丁副総理は「中国はロシアとともに、両国首脳が共有する重要な共通認識を着実に実行に移し、地域協力をより深い段階、より高い水準へと発展させていきたい」と述べ、次の4点を提案しました。
第一に、誰もが広く恩恵を受けられる発展を目指すことです。中国の東北振興戦略とロシアの極東開発戦略の連携を深め、人々の暮らしのニーズに応じて地域の特色を生かした産業を育て、発展の成果が広く行き渡るようにするとしています。
第二に、良好なビジネス環境を整えることです。新版の「中ロ投資協力計画綱要」と改訂版の「中ロ投資促進・相互保護協定」を着実に実施し、企業の成長を後押しする条件づくりを進めるとしています。
第三に、友好交流を活発にすることです。文化、観光、教育、青年交流などの分野で協力を深め、両国民の相互理解の基礎を固めるとしています。
第四に、地域の平和と安定を守ることです。国連憲章の理念と国際社会の公平・正義をともに守り、第二次世界大戦の勝利の成果や戦後の国際秩序を覆そうとする動きを阻止し、地域を調和と安寧に満ちた共通のふるさととして築いていくとしています。
演説後の対話セッションでは、丁副総理はAPEC「中国年」や人工知能(AI)をめぐるグローバル・ガバナンスなどについて、司会者からの質問に答えました。(提供/CGTN Japanese)











