2026年9月4日、台湾メディア・CTWANTは、日本の奈良市にある薬師寺の国宝「仏足石」に油分を含む液体をかけたとして文化財保護法違反の疑いで逮捕されていた台湾の女性タレント・五熊(ウーション、本名:蔡宜臻)が、罰金50万円の略式命令を受けて釈放され、SNS上で謝罪声明を発表したと報じた。

記事によると、五熊は今年4月の訪日旅行中に同寺で液体をかけたとされ、先月22日に再び日本を訪れた際、関西国際空港で警察に逮捕されていた。奈良地方検察庁が9月2日に五熊を略式起訴し、奈良簡易裁判所が同日、罰金50万円の略式命令を出した。五熊は罰金を全額納付した上で2日夜に釈放された。

釈放後に五熊はSNSを更新し、中国語と日本語の声明文を公開。声明の中で、「私自身の無知と行動によって、薬師寺の皆さま、そして日本の皆さまにご迷惑をおかけいたしました」と述べ、日本社会および薬師寺の関係者に対して謝罪した。

また、取り調べを受ける中で、いかなる動機があったとしても他国の文化や歴史、法律を深く理解すべきであったと痛感したと言及。「貴重な文化財にはより一層の敬意と配慮を持って接するべきだった。自身の無知を言い訳にするつもりはない」とした上で、今後も薬師寺への謝罪を続けるとともに、二度と同じ過ちを犯さないと誓った。

記事は、五熊が日本側だけでなく台湾社会に対しても「非常に悪い手本を示し、世間を騒がせてしまった」と陳謝したことを紹介。今回の事件を通じて深い反省の意を示したと伝えた。(編集・翻訳/川尻)

編集部おすすめ