台湾メディアの中時新聞網は8月31日、「日本に忘れた荷物を台湾に持ち帰ってほしい」という頼みを受け入れると恐ろしい結果になる可能性があると伝えた。

記事によると、先日、SNS・Threads(スレッズ)である台湾人が「子どもを連れて大阪を旅行した際、28インチのスーツケース1個を関西空港に置き忘れてしまいました。

中には購入した医薬品や化粧品、土産物、日用品、着替えなどが入っています。親切な方がいましたら、台湾まで持ち帰ってもらえませんか」などとし、3000台湾ドル(約1万5000円)の謝礼を提示。スーツケースはその場で開けて中身を確認しても構わないとした。

この投稿が注目を集めると、ネットユーザーからは「誰の荷物であっても運ぶのを手伝ってはいけない」「皆さん、絶対に運ぶのを手伝わないで。危険すぎる」「見知らぬ人の荷物を安易に運ぶのはやめたほうがいい。本1冊であっても駄目。スーツケースを開けて確認できるからといって、それがどうしたというのか」など、注意を呼び掛ける声が上がった。スーツケースの中に違法な物品が紛れ込んでいた場合、運んだ人が刑事責任を問われる可能性があるためだ。

「日本旅行の達人」として知られる元医師の林氏璧氏も、この投稿について「見知らぬ人から荷物を代わりに運んでほしいと頼まれた場合は、きっぱり断るべき。中身を確認していいという言葉は、違法な物品が入っていないことの保証にはならない」と注意喚起。荷物を忘れた場合はまず空港の遺失物問い合わせ窓口に連絡し、保管場所に届けられているか確認、本人が取りに行くのが難しい場合は航空便または船便で送ってもらう方法もあるとした。

同氏は、以前、成田空港でパソコンを入れた機内持ち込み用スーツケースを紛失した経験を参考として紹介。

その際はまず空港に紛失した時間や場所、荷物の大きさや色、スーツケース内の物品などを伝え、荷物の所在を確認した後、パスポートを持って自ら受け取りに行き、現場のスタッフの本人確認と受取証への署名を経て、受け取ることができたという。(翻訳・編集/北田)

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