鹿児島県の屋久島で登山中に行方不明になっていた中国人女性が無事発見されたことが分かった。紅星新聞など複数の中国メディアが報じた。

報道によると、行方が分からなくなっていたのは29歳の中国籍の女性。女性は30日午前に屋久島の花山歩道から入山、午後3時ごろに知人宛てに「もう半分まで登った」とのメッセージを送った。

同6時40分ごろには下山中だったようだが、同7時30分ごろに「道に迷った」とのメッセージがあり、その後、連絡が取れなくなった。翌31日に知人が現場付近を捜したが見つからなかったため、現地の警察に通報したという。

女性は日本の大学に通い、卒業後も日本に残って働いていた。女性の父親は娘を捜すために急きょ訪日ビザの取得を申請。中国駐福岡総領事館の職員は9月1日、「女性の家族と連絡を取っており、本件に対応している」とコメントした。

中国のSNS上では女性の氏名や身長、体重、写真などの個人情報が拡散され、情報提供が呼び掛けられた。

同日午後4時ごろ、女性の母親が中国メディアに対し、「先ほど娘が見つかったとの知らせを受けた」と明らかにした。母親によると、女性は警察に通報してくれた知人に電話で感謝を伝えた上で、自分は無事であること、重傷かどうかは分からないもののけがをしていることを伝えたという。

女性は自力で下山していたとみられるが、詳しいいきさつは明らかにされていない。

これを受け、中国のSNS上では女性の無事を喜ぶ声のほか、いつどこで見つかったかなど詳細な情報を求める声、「屋久島での登山は難度が高く、軽々に挑むものではない」と忠告する声、無事に見つかった以上、本人の個人情報をこれ以上拡散すべきでないと指摘する声などが寄せられている。

(翻訳・編集/北田)

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