2026年9月4日、中国メディア・観察者網は、スペインのサッカー強豪レアル・マドリードが土砂災害の被災地追悼メッセージで「ネパール」と「チベット」を並列して記載したことで中国国内から批判を浴び、問題となったSNS投稿をひそかに削除したと報じた。
記事は、レアル・マドリードが8月30日、スペインリーグの試合前に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで黙とうを捧げ、X(旧ツイッター)上に「ネパールとチベットの災害による犠牲者を追悼する」との文面を投稿したことを紹介した。
そして、本来は人道的な配慮を示す目的のメッセージだったものの、主権国家であるネパールと中国の一地域であるチベットを同列に扱った上、中国公式の表記である「Xizang」ではなく「Tibet」を用いたことで、中国のサポーターから「国家分裂を助長する不適切な表現だ」と強い反発を買ったと伝えた。
その上で、中国のスポーツメディアなどの情報として、批判が相次いだことを受けてクラブ側が3日までに当該の投稿を削除したと報じた。
記事はレアル・マドリードが中国関連の問題で物議を醸すのは今回が初めてではないと指摘。2月には所属選手がSNS上でアジア系をやゆする人種差別的な動画を拡散した際、中国向けの公式微博(ウェイボー)アカウントでのみ謝罪文を掲載したことで「中国限定の形式的謝罪だ」と批判を浴びたほか、24年の欧州チャンピオンズリーグ決勝後にも一部のサポーターが中国人を侮辱する歌を歌い、在スペイン中国大使館から厳重抗議を受けた事例を挙げた。(編集・翻訳/川尻)











