2026年9月2日、中国メディア・澎湃新聞は、上海市で酒に酔って電動バイクを運転し自ら転倒した男が、介抱してくれた通行人を加害者扱いした上、駆けつけた警察官の職務執行を妨害したとして、行政処分を受けたと報じた。

上海市公安局閔行分局の発表によると、8月19日夜に市内の交差点で「複数の見知らぬ男に路上へ押し倒され、相手は現場から逃走した」と警察に通報が入った。

現場に駆けつけた警察官が確認したところ、通報者は酒の臭いを漂わせ、言動が支離滅裂な状態で「2人の男が交差点で待ち伏せし、自分を転倒させて顔に怪我を負わせた」と執拗に主張した。

同局によると、警察官が交差点の防犯カメラ映像を確認したところ、男は電動バイクの運転操作を誤って単独で路上に転倒していたことが判明。通りかかった市民らは駆け寄って男を介抱し、無事を確認した上で立ち去っており、突き飛ばすような動作は一切確認されなかった。

客観的な映像証拠を突きつけられた男が過ちを認めるどころか、「助けてくれた通行人から金を要求された」と虚偽の主張を重ね、駆けつけた家族の制止も聞かずに警察官の職務執行を妨害したという。

警察署に連行された男は酔いが醒めた後、友人とビールを飲んで電動バイクを運転した事実を認めた。警察は男に対し、警察の職務執行を妨害した違法行為として行政処分を科したほか、酒酔い運転およびヘルメット未着用の交通違反についても罰金処分を下した。(編集・翻訳/川尻)

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