2026年9月2日、台湾メディア・工商時報は、台湾交通部観光署の最新統計として、今年上半期(1~6月)に台湾を訪れた域外旅行者の中で日本人客が最多を記録したほか、個人旅行の急増に伴い観光目的地が従来の北部から中南部へ広がる傾向が見られると報じた。

記事は、観光署の統計として今年上半期の訪台旅行者総数は429万4589人に達し、そのうち日本人が全体の15.8%に当たる68万499人で首位となったと紹介。

2位以下は香港の52万7879人(12.3%)、韓国の52万5775人(12.2%)、フィリピンの40万827人(9.3%)、米国の39万4130人(9.2%)、中国本土の31万179人(7.2%)と続いたことを伝えた。

また、25年における日本人旅行者のうち個人旅行の割合が74.17%に達し、前年と比べて約10ポイント増加したほか、直近3年間で初めて台湾を訪れた「初訪台層」の割合が62.52%を占め、新型コロナウイルス禍前の水準を13ポイント以上上回ったとも紹介している。

さらに、注目すべき傾向として、従来の日本人旅行者は台北を中心とする台湾北部に集中していたものの、南部地域の観光地を訪れる割合が5.45%上昇した一方、北部地域は8.81%低下したと指摘。日本人の観光動線が北部から中南部へと移りつつある状況を伝えた。

記事は、観光署が関西圏でのプロモーション活動を強化しており、台湾観光協会や高雄市などとともに大阪や神戸で観光説明会を開催したほか、リピーター向けの消費金還元キャンペーンや、台湾高速鉄道の台中以南区間を対象とした「2人利用で1人無料」キャンペーンなどを展開してさらなる観光客の誘致を図っていることを併せて紹介した。(編集・翻訳/川尻)

編集部おすすめ