2026年9月1日、韓国メディア・アジア経済は、英国の20~30代を中心に日本旅行の人気が高まっていると報じた。
記事によると、SNSを通じて日本旅行の情報が拡散していることに加え、円安によって現地での食事や買い物が割安に感じられることも人気を後押ししている。
英国の若者たちが日本旅行に魅力を感じる理由として挙げているのは、東京や京都などの都市風景、日本食、アニメ、ゲームなどだ。特に大きな影響を与えているのがTikTokやInstagramなどのSNSだという。
日本を3回訪れた英国人男性は、「TikTokやInstagramを見ていると、コンビニの人気サンドイッチやお菓子を食べる動画、スキンケア商品のレビュー、SNSで話題になった飲食店を訪れる動画など、日本に関するコンテンツが次々に出てくる」と話した。実際、SNSで「#japantravel」と検索すると、富士山やラーメン、神社、東京・渋谷のスクランブル交差点など、日本の観光地や日常風景を紹介する動画が数多く投稿されている。
記事は、「円安も英国人観光客を日本へ引き寄せる要因となっている」とし、「英国から日本への旅行は決して安くはない。格安航空会社を利用し、中国経由で移動する場合でも往復航空券は約450ポンド(約9万7000円)からで、直行便の場合は飛行時間だけでも約14時間かかる。それでも日本国内では、英国と比較して食事や買い物を安く楽しめることが魅力になっている」と説明。昨年日本を訪れた英国人女性が「日本では3~4ポンド(約650~900円)で『人生最高のラーメン』を食べられるが、英国ではそれほどおいしくないラーメンでも20ポンド(約4300円)する」と語ったことを伝えた。
また、今年5月に日本を訪れた英国人男性が「お菓子や抹茶、衣類、スキンケア商品を買いすぎて、スーツケースをもう一つ購入して荷物を詰め込まなければならなかった。何もかも本当に安かった」と振り返ったことにも言及。
記事は一方で、外国人観光客の急増に伴い、日本ではオーバーツーリズムをめぐる問題も深刻化していると言及。日本の観光ガイドは、「ここ数年で観光客のマナーが悪化している」と指摘し、「バスの列への割り込み、大きなスーツケースによる場所の占領、京都の竹林の木に名前を刻んだり、立ち入り禁止区域に入って写真を撮ったりする観光客も見かける」と話したという。
記事は「こうした状況を受け、一部の自治体では対策を強化している。富士山周辺の富士河口湖町では観光客の迷惑行為が相次いだことから、今年の桜祭りを中止。東京・渋谷区でも6月から、ごみのポイ捨てをした人に現場で罰金を科す措置を始めた」と伝えた。
これについて、韓国のネットユーザーからは、「流行ってるといっても、英国から14時間もかけて日本に来るのはすごい」「SNSの影響力って凄まじいんだな」「英国でラーメンが4000円なら、日本まで来る理由も分かる」「円安だから外国人には日本が本当に安く感じられるだろう」「日本は旅行先としてはかなり良いのはわかる。安全できれいだから」などの声が上がった。
一方で、「日本に比べると、韓国は観光地が足りないと思う」「けど、日本の観光地のオーバーツーリズムは深刻とよく耳にする」「観光客がある程度より多くなってくると、一人一人のマナー頼みでは難しくなってくるだろう」「うらやましい気持ちはあるけど、観光客が増えると色々大変だから、韓国は今のままで良い気もする」「観光客と地域住民が両方安全に過ごせる観光業の在り方はなかなか難しいのかな」などの声も上がった。(翻訳・編集/樋口)











