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集める人、あつまれ! コレクターズ・ナイト「蒐集原人の夜」

2011年3月24日 11時00分

阿佐ヶ谷にあるイベントスペース・ロフトAは震災の影響で臨時休業していたが、3月14日の「蒐集原人の夜」から営業を再開。首都圏では計画停電実地中のため、できるかぎり照明を落とした省エネモードで開催された。

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3月14日。計画停電と買い占め騒動のただなか、阿佐ヶ谷のロフトAで「蒐集原人の夜」というイベントが開催された。主催はとみさわ昭仁さん。ポケモンなどのシナリオも担当していたゲームデザイナーであり映画ライターであり、このエキサイトレビューではフーターズ評論家としてもおなじみだ。そしてもうひとつ、なんでも集めてしまうコレクターでもある。

トレーディングカードのような王道から、ほとんどの人がその存在すら知らないであろう「ダムカード」、年号メガネの画像自分の似顔絵など、とみさわさんのコレクションは多岐に渡る。なぜこれを集めようと思ったのか、不思議なモノばかりだけど、並べて眺めると笑いがこみ上げてくる。価値あるモノを集めるのではなく、集めることで何かが発生するような、そういうタイプのコレクションだ。

だからとみさわさん自身、集めたアイテムそのものにはあまり執着がないという。むしろ、何かを集めている人の行動や生態に興味があった。それなら、いろんなタイプのコレクターを集めたら面白いんじゃない? これが「蒐集原人の夜」のコンセプト。参加したのは元・たまのメンバーでミュージシャンの石川浩司さんと、グラフィックデザイナーの永井ミキジさん。イベントはまず、石川さんの「缶ドリンクコレクション」の話から始まった。

現在、自宅に約2万種以上の空き缶を保有している石川さん。「僕の体を作ったものだけがコレクションになる」というルールを課しているため、どれも実際に飲んだものばかりだ。本来、ゴミとして捨てられるものを保存することに興味があるから、コレクターを意識したアニメ柄の缶などはあんまり好きじゃない。見知らぬ町をブラブラしながら掘り出しモノを探して歩くのが基本スタイル。旅と発見のヨロコビが、石川さんにとってのコレクションなのだ。

困るのは、周りの人が良かれと思って「珍しいっぽい」ドリンク缶をプレゼントしてくれること。嬉しいんだけど、すでに持っていることが大半で、だけど気が弱いから言えない……とおっしゃってました。「あれ、これ似たの持ってるけどデザインが違う! ありがとう!」と受け取っちゃうそう。ファンのみなさんはご配慮ください。

後半は「顔ジャケラーメン」コレクションの画像を見ながら永井さんが徹底解説。「顔ジャケ」というのはカップラーメンのフタで、なおかつ有名店とのコラボ商品など、店主の顔写真がデザインに含まれているものを指す。
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