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最後まで熱い「キルラキル」25話、昔に囚われている者たちをしっかり卒業させてやれ

2014年9月29日 10時00分 ライター情報:たまごまご

「キルラキル」BD9巻/アニプレックス
「キルラキル」25話は、ファンなら楽しめるネタてんこ盛り! と同時に最後まで中島かずきのわけがわからないものもてんこ盛り。最後まで楽しませてもらったぜ!

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「キルラキル」BD9巻発売から一ヶ月近く経ちました。
その中に収録されている25話、みなさんご覧になりました? なったよね?
いやまだ見てない? じゃあ見ましょう!
実に「キルラキル」らしい、スカッとする内容です。

●ファンディスクとして最高に熱いぜ!
中島かずき「二十五話はやっぱりおまけなんです。それを観なくても『キルラキル』という作品はしっかり完結しているというカタチにしたい。その上で最高のおまけは何だろうとなると、皐月の心の問題かなあと」
『キルラキル脚本全集』より

ストーリー自体は、24話まででちゃんとまとまっています。
24話のエンディング、流子とマコと皐月様のデートで、後日談としては十分。

そのため、25話はファンディスク的な要素が大変強い。
全部見てきた人なら、あれもこれも出てくるのでテンション上がります。いろんなこと思い出して、笑いながら泣きそうになります。
例えば、もうDTRはなんだったんだよ、とかね。
美木杉「だめだ。それじゃ美しくない!」
黄長瀬「美しいと思ってたのか、今まで!?」
そうそう。ツッコミ入ってこそのキルラキル。

揃のお茶を全校生徒に振る舞わせるとか、どんだけ酷使するんですか。
なんでチーズでマコは捕まりますか。かわいいなあ。
お約束のオンパレードです。

と、ここまではサービス分。
今までこの作品を見てきた人へのご褒美です。

●喪失感がないと前には進めない
ストーリー部分は、主に皐月様というキャラの掘り下げがメイン。
……いや、「様」は取りましょう。終わったのですから。
序盤、猿投山と戦う皐月の姿の、抜け殻感ときたら。
声優の柚木涼香が言った言葉の意味がわかりました。「台本2ページめで泣いた」って。
満艦飾マコ大暴走! 爆笑そして涙、汗、油「キルラキル」25話先行上映会 - エキレビ!

皐月は今まで羅暁と戦うため、全てを投げ打つ決意を持っていました。
しかし終わった今、何もありません。
流子は、姉の皐月を「刃」と称しました。ならば「収める鞘」が必要です。

鞘に収める、という言葉を文字のまんまに捉えるなら「刃としての役目を一旦終える」ことであり「次に抜く準備をすること」です。
ことわざの「元の鞘に納まる」とは別ですし、「退く、取り下げる」という本来の意味とも異なった用法です。
四天王はそれぞれ進路が決まっており、バラバラになります。
猿投山は実家でこんにゃく作るようです。えらいね。みんな鞘に収める努力をしています。

皐月は迷走していました。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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