今注目のアプリ、書籍をレビュー

2

「フリンジマン」は不倫報道白熱への問題提起ドラマか「愛人にするのは好きな人ではない、都合のいい女だ」

2017年10月14日 10時00分 ライター情報:寺西ジャジューカ
時代によって、社会に吹き行く風潮や流れはまるで異なる。例えば、つい10年前に放送されたバラエティを視聴すると、今だったら完全にアウトであろうギャグを芸人が露骨に連発しており、現代とのギャップに驚いてしまう。
特にデリケートなのは、ジェンダー周辺のいじくり。そう考えると、この数年間はかなり急激なスピードで社会は変容していったように思う。

もう一つ、現代においてかなりデンジャラスなトピックになっているのは「不倫」だ。そんなご時世にもかかわらず、10月7日深夜から新ドラマ『フリンジマン~愛人の作り方教えます~』(テレビ東京系)がスタートしている。
原作1巻

このドラマの主人公は、「愛人教授(ラマン・プロフェッサー)」の異名を持つ井伏真澄(板尾創路)。21歳で結婚し、22歳の時に“初愛人”をもうけ、最高同時愛人数の記録は11人。一度は当時の妻に愛人の存在がバレて離婚するもすぐに再婚し、今もマルチな活動を続けている手練である。

同作の第1話は、井伏のモノローグからスタートする。
「ニーチェは言った。男が本当に好きな物は二つ。危険と遊びである。なぜ、男が不倫するのか。それは、不倫が最も危険な遊びに他ならないから。だが、遊びの時間は必ず終わる。あとに残るのは、甘美な地獄か、退屈な日常か、それとも……」

スレスレなチャレンジだ。局そのものの器量が試されると言っても過言ではない内容。今日び、こんなドラマを放送する意図はどこにあるのだろう? このドラマのプロデューサーであるテレビ東京の松本拓は、『フリンジマン』ホームページにて決意表明している。
「昨今の不倫報道にも、そろそろ飽きてきているだろうこの世の中に、起爆剤を投げ込みます。単刀直入に言うと、『愛人を作るためのHow toドラマ』です」

「愛人を作る」という任務を遂行するために、マシンになれ


ある日、都会の片隅にある雀荘に集まったのは、田斉治(大東駿介)、満島由紀夫(淵上泰史)、坂田安吾(森田甘路)の冴えない男子3人。その中で、ここ3年間は嫁とセックスしていないと嘆く田斉が「やっぱり作るしかないな、愛人!」と口火を切る。しかしこの3人、合コン開始20分で女子全員に帰られた経験があり、愛人を持つほどのスキルも器量もない。
そこで満島が呼び寄せたのが、同じ職場で働く井伏だった。

井伏は語る。
「愛人にするのは、“好きな人”ではありません。“都合のいい女”です。喩えるなら、10分だけ会って帰っても文句を言わない女です。

ライター情報

寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行と篠田麻里子が好きです。ブライアン・ジョーンズと菅井きんと誕生日が一緒。

URL:Facebook

コメント 2

  • 匿名さん 通報

    代償を払う覚悟がお有りの方はどうぞ、ご自由に。

    1
  • 匿名さん 通報

    口の固い高校生などいないから教え子には手をださないほうがいいと思います。必ず、必ずばれて解雇されます。

    1
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!