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幼なじみの概念をぶち壊された「アホガール」監督&脚本家対談

2017年11月14日 09時45分 ライター情報:丸本大輔
ニコニコアンケートの「あなたが決める!この夏、いちばん面白かったアニメ」で1位に選ばれたTVアニメ「アホガール」
思考と行動のほぼすべてが「アホ」な女子高生の花畑よしこを中心としたギャグアニメで、ヒロユキ氏による原作は「別冊少年マガジン」に連載中。
10月から3か月連続刊行中の単行本特装版には、TVアニメのDVDが同梱されており、11月9日には第11巻(TVアニメ第5話〜8話を収録)も発売されたばかりだ。
11月9日に発売された「アホガール 第11巻 単行本特装版」には、TVアニメ第5話〜第8話を収録したDVDが同梱。最終巻となる第12巻は12月15日に発売される(特装版のDVDには第9話〜第12話を収録)

そこで、本作で監督デビューを果たした玉木慎吾監督と、シリーズ構成と全話の脚本を担当したあおしまたかし氏にインタビュー。
本作における2人の具体的な作業内容から話を聞いた。

初監督作品なので、攻めていこうと思った


玉木 監督と言っても、作品や人によってやることは違うかもしれません。僕の場合、この作品では、演出、作画、色彩、背景、撮影、編集など、それぞれのセクションの担当の方々に、この作品のやりたいことを示していき、その責任を持つ。そういう立場だと思ってやっていました。
あおしま シリーズ構成とは、簡単に言えば、各話ごとにどんな話にするのかを割り振っていく仕事です。今回で言えば、原作が4コマ漫画などの短いネタの作品なので、1本の中に、どのネタを何本入れるかを12話分考えました。普段だったら、そこから各話の脚本を他の脚本家さんにもお願いしていくのですが、今回は全12本の脚本を自分で書きました。原作を最初に読ませて頂いた時、ヒロユキ先生は、また変な主人公を産みだしたんだなと思いました。しかも、変なのが男の子ではなく女の子で、想像以上のアホ。幼なじみの概念をぶち壊されました(笑)。ただ、本人はそのことを何とも思っていないのが良いんですよね。あんまりアホすぎると、笑うと悪いような気もしてしまうのですが、前向きなアホだったので、笑っても全然平気。楽しく読ませて頂きました。
玉木 僕も、ほぼ同じ印象になりますが、これはアニメーションにしたら、面白い作品になるだろうなと思いました。だから、アニメ化にあたっては、とにかく原作の雰囲気を大事にすることを考えました。
あおしま あとは、ブレーキを踏まない。
玉木 そうでしたね。初めて監督をやらせてもらうからにはやれることは全部やりたいと思っていたので、攻めて行こう。本当にやばい時には、誰か周りの大人が止めてくれるだろうという話はしていました。
あおしま でも、意外と止めてくれなかったので、自分から「これで良いんですか?」と確認したりしました。

ライター情報

丸本大輔

1974年生まれ。フリーライター。瀬戸内海で生まれ育ち、現在は東京の西側在住。インタビューを中心に活動。得意ジャンルは、アニメ、マンガ、サッカーなど。

URL:Twitter:@maru_working

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