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キャスティングが最初に決まったのは犬の役「アホガール」監督&脚本家対談

2017年11月15日 09時45分 ライター情報:丸本大輔
7月〜9月に放送されたアニメを対象にしたニコニコアンケートで、10代以下から50代以上の全世代で「この夏、いちばん面白かったアニメ」に選ばれたTVアニメ「アホガール」
2017年7月〜9月に全12話が放送されたTVアニメ「アホガール」。「別冊少年マガジン」での連載は、12月発売の「1月号」で最終回。12月15日には、単行本の最終12巻も発売される

玉木慎吾監督と、シリーズ構成&脚本のあおしまたかし氏による対談の後編では、アホな主人公、花畑よしこ以外のメインキャラクターの描写のこだわりから話を聞いていく。
また、11月9日に発売された原作コミック第11巻の特装版に同梱されたDVD(第5話〜第8話を収録)の見どころも紹介。
(前編はこちら

悠木さんと杉田さんの芝居は想定の上をいく


玉木 よしこの幼なじみのあっくん(阿久津 明)はツッコミキャラなので、一見、まともに見えるんですけど、実はまともではない。カッコ良いキャラクターとして描くわけにもいかないですし、けっこう難しいキャラクターでした。この作品は、そういったキャラクターが多いんですよね。本当にまともなのは、クラスメートの(隅野)さやかと、近所の小学生の希ちゃんくらい。
あおしま あっくんは、女の子に対して物理的なツッコミを容赦なく入れるキャラクターで、なかなか新鮮でした。ただ、あまりやり過ぎると嫌われてしまうので、そこはやり過ぎないように気をつけつつ、ツッコミの時にはいろいろなプロレス技を指定してみました。
玉木 シナリオに技名が書いてあったりしましたね。
あおしま 結局、難しくて使えなかった技もあるんですけどね。
よしこに容赦ないツッコミを入れる幼なじみの「あっくん」こと阿久津明。成績は優秀だが、対人スキルが非常に低く友達は少ない。妹の瑠璃を溺愛している

玉木 よしこにツッコミを入れるところで引かれてしまったら、作品自体の魅力も半減してしまうので、殴られている絵面などは「あくまでもギャグなんですよ」と分かりやすく見せるようにはしています。それでも、気にする人は気にするかもしれないので、「嫌われませんように……」と祈っていました(笑)。でも、大半の方は、あっくんのツッコミを観てスッキリしてくれたんじゃないかなと思います。そこは、杉田(智和)さんの芝居の力も大きかったですね。杉田さんにやってもらえて良かったと思いました。
あおしま 最強のボケには、最強のツッコミが必要なんだなという感じでしたね。脚本を書く前に2人の芝居を聴いてなくて良かったです。聴いていたら、絶対にお芝居に引っ張られてしまっていたと思うので。
玉木 悠木さんと杉田さんの芝居が毎回のように僕たちの想定よりも上に行っていたので、芝居に負けないように、表情やカメラワークなどを後から調整し直したりもしているんですよ。

ライター情報

丸本大輔

1974年生まれ。フリーライター。瀬戸内海で生まれ育ち、現在は東京の西側在住。インタビューを中心に活動。得意ジャンルは、アニメ、マンガ、サッカーなど。

URL:Twitter:@maru_working

コメント 1

  • 匿名さん 通報

    確かに面白かった。特に3話(その9,その12)が秀逸だった。

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