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「半分、青い。」36話。子猫を肩に乗せて中村倫也がまるでナウシカとテト

2018年5月14日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第6週「叫びたい!」第36回5月12日(土)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:田中健二

36話はこんな話


律(佐藤健)は、同じマンションに住む、同じ西北大生・浅井正人(中村倫也)と出会う。
一方、鈴愛(永野芽郁)は、メシアシとして呼ばれただけで、漫画修業ができるわけではないことにショックを受け、とんでもない行動に出る。

「泣きたくないのですのです」


「こんなんに大切に育てたのに」「どこの羊の骨ともわかんないのの餌食になったら」
和子(原田知世)は律を心配する心の声を口に出して、律に指摘される。
いつもだとナレーション(風吹ジュン)が心情を語るが、ナレーションが入る間もないほど和子の感情は切実で、だだ溢れしてしまったのだろう。
そのほか、「あいよ」「泣きたくないのですのです」など、原田知世だから可愛いと思える台詞も飛び出した。

マンションの窓から、下の道路を歩く和子に「ありがと」と声をかける律。
颯爽と歩いていく原田知世の後ろ姿は、現役感(主役感)たっぷりだった。

ミレーヌ


律はワンレンボディコンと知り合いたいというオトコの欲望を秘めていた。そのためには鈴愛に岐阜のときのようにしょっちゅう来られては困ると。
そんな血気盛んな男の腹の上に子猫が乗っかる。どこから入ってきたのかと廊下に出て見ると、ワンレンボディコンの女が、芝居がかった台詞を吐いている。
愁嘆場を演じる相手の男に関して、ここはナレーションの登場だ。
「どんだけイケてるか・・・と思うとあれ そんなでもない?」
「半分寝ているような顔して そんなかっこいいこと(「別れ際はよく切れるナイフですぱっと」)」
これは、律の視点だと思うのだが、やはり「タジオ」と呼ばれた自負が彼にはあるのか。

半分寝ているような顔した(すごい言われよう)男は、浅井正人。北海道出身。
ミレーヌを肩に乗せたポーズが決まっていた。ミレーヌかわいい。
「別れ際はよく切れるナイフですぱっと」とか「一文節だとなまりがばれない」とかなかなか策士な正人。
一文節をいくつか並べたあと、「一文節だとなまりがばれない」と嬉しそうに言う中村倫也が巧い。
「奇遇」「奇遇」ふふふ、と笑いあう中村と佐藤の間合いもよかった。
「なんかトレンディ・・・」(律)な部屋に住んでいる正人と律のこれからが気になる。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

コメント 8

  • 匿名さん 通報

    ワンレンボディコンの後ろ姿を見たとたん、サトエリ再登場?と一瞬思ってしまった(笑)。

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  • 匿名さん 通報

    仔猫はマンションのドア開けられんのに、どうやって入ったんだろう。

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  • 匿名さん 通報

    >鈴愛は「岐阜の猿」と呼ばれるだけ   冷静に考えると、割りと酷い言い方ですね。

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  • 匿名さん 通報

    ベランダのサッシが開いていて風でカーテンが揺れてたので、ミレーヌはそこから入ったと思います。

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  • 匿名さん 通報

    ミレーヌ(ネコ)の侵入経路ですが、考えられるのは玄関以外のドアや窓でしょうか。ベランダ側とか。律と正人の部屋の位置関係やアパート/マンションの構造をはっきり覚えていませんが。

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