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「半分、青い。」39話「異論!反論!OBJECTION」的釣り餌なのだろうか

2018年5月17日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第7週「謝りたい!」第39回5月16日(水)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:土井祥平

39話はこんな話


東京で、懸命にカケアミに励む鈴愛(永野芽郁)と、早くも女子との出会いに励む律(佐藤健)は、故郷のたまり場〈喫茶ともしび〉に似た〈喫茶おもかげ〉で再会・・・。

律と正人の運命の出会い


律(佐藤健)は大学の体育の授業で弓道を選択。いっしょに正人(中村倫也)も。
「律くんの心深くに あの出会いは宝石のように輝いていました」(ナレーション・風吹ジュン)と言われるように、律は14話で一目惚れした弓道部の少女(古畑星夏)のことをずっと想っていた。
律がながらく浮かない顔をしているように見えたのは、恋の憂いだったのか。

38話で、律が高校受験の日に助けた瀕死の犬を道の端に寄せていたのが正人だったというエピソードがあって、その必然性を問われながらもあえて入れたというようなことを北川悦吏子先生がTwitterで明かしていたが、律の高校のときの淡い想いのエピソードを振り返るために、高校時代のエピソードがもうひとつあったほうが良さそうだし、運命の出会いはある、という説得力にもなりそうだ。

おそらくだけれど「半分、青い。」は“運命”がテーマ(のひとつ)で、それをカケアミみたいに、コツコツと描いているのではないか。
鈴愛と律も〈喫茶おもかげ〉で偶然(運命?)の再会をするわけで・・・。

「どちゃくそ」とか「いっそ」とか「毒親」とか


「どちゃくそ」を連発する秋風(豊川悦司)。
「どちゃくそ」という言葉を誰が考えたのか知らないが、ネットで広まった言葉らしい。でも、「半分、青い。」では秋風が発し始めた言葉のようになってしまっている。
何十年後には、「半分、青い。」を資料にして、90年頃から使われていたなどと発言してしまう人もいるかもしれない。

くらもちふさこの漫画の一コマのきれいなカケアミも、鈴愛が描いたことになっている「半分、青い。」。
これが当時のくらもちふさこのアシスタントの仕事だとしたら、歳月を経て、鈴愛というキャラクターの仕事として自分の仕事がクローズアップされて嬉しいと思っているといいなあ。

「どちゃくそ」も気になるが、「いっそレトロで」(38話)「逆に。いっそ。おしゃれみたいな」(39話)の「いっそ」も気になる。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

コメント 6

  • 匿名さん 通報

    >滝藤賢一がさすがと思うのは、「半分、青い。」では庶民的なお父さん、「花のち晴れ」ではクールな資産家のお父さんで、立ち居振る舞いからしてまるで違うところだ。  上手いですよね、内心感心してました。

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  • 匿名さん 通報

    >何か事が起こっても翌日解決するのは朝ドラあるある。39話では、38話で鈴愛と大揉めしたユーコ(清野菜名)が一転、優しくなって  あれだけ、揉めたら、時間をかけ仲良くなる方が自然かと❗

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  • 匿名さん 通報

    試されてますね。別に女子との出合いに励んでたわけでなく、今回は勝手に女子が寄って来たって、云ういなし方がね…この視聴者との一話一話のかけひき感がね…

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  • 匿名さん 通報

    律は14話で一目惚れした弓道部の少女(古畑星夏)に東京で出会う気がします。

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  • 匿名さん 通報

    > 律は14話で一目惚れした弓道部の少女(古畑星夏)に東京で出会う気がします。  おそらくほとんどの人がそう思っているはずです。土曜日ラストで再会し、次週に引っ張るパターンかな。

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