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「半分、青い。」63話。鈴愛暴言「だから先生はいい年して独り者で家庭もなくて友達もいないんだ!」

2018年6月14日 08時30分 ライター情報:木俣冬
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第11週「デビューしたい!」第63回6月13日(水)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:橋爪紳一朗
連続テレビ小説 半分、青い。 完全版 DVD BOX1 NHKエンタープライズ
8月24日発売
第6週まで収録

「連続テレビ小説 半分、青い。 完全版 DVD BOX1」

連続朝ドラレビュー 「半分、青い。」63話はこんな話


律(佐藤健)と別れの悲しい体験を漫画に描こうとした鈴愛(永野芽郁)だったが、なかなか秋風(豊川悦司)
からOKが出ない。律のことも忘れられず1年が経過。笛を捨てようと思い詰めるが・・・。

ボクテとユーコ


「月が屋根に隠れる」という鈴愛の発想に恐れ入るボクテ(志尊淳)とユーコ(清野菜名)。
「あの子感受性凄いのかも」と言うユーコ。
「天才とは言ってない」才能があると天才とは違うとこだわるボクテ。
それはそう。彼らだって漫画家志望なわけで。どんなに仲良くしていてもライバルだ。
確かボクテもユーコも優秀だったはず。

打倒、岐阜の猿ということで、ボクテもユーコも頑張り始める。
このときの音楽が月9「東京ラブストーリー」(91年)の劇伴ぽい。

描き直しの嵐


「月が屋根に隠れる」(月屋根)を150回くらい描き直すはめに。
そのまま1年経って、いよいよ「東京ラブストーリー」がはじまった91年に。ドラマの世界でこのドラマははたしてやっているか、そもそも柴門ふみの原作漫画は存在しているのか。

それはそうと、鈴愛もアシスタントとしては技術面が成長した。
忙しすぎてお風呂にスクリーントーンが浮くというディテールは面白い。

1年経ってもまだ律が忘れられず、月のきれいな夜、眠れない夜には律を思って笛を吹いてしまう。
広大な自然いっぱいの田舎だったら似合う光景だと思うが、都会のど真ん中・赤坂で笛吹く女って
斬新過ぎる。でもボクテがお湯沸かしていてそのケトルが鳴っているのかと思えばありなのか。

鈴愛の暴言


このままではいけないと、笛を捨ててほしいとボクテとユーコに頼むと秋風がやってきて「やっほーい」と捨ててしまう。
3人を焚きつける秋風だったが、鈴愛は笛を捨てられたことを怒り「先生はおかしいです」と責め立てる。
「私達は漫画家である前に人間です!」
「先生はロボットです。漫画を描くためのロボットです」
「悲しいことを喜ぶ変態にはなりたくない」
「先生は漫画を描くために人の心を捨てたんだ! だから先生はいい年して独り者で家庭もなくて友達もいないんだ!」などと暴言を吐きまくる。

ライター情報

木俣冬

『みんなの朝ドラ』5月17日発売。その他の著書『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、『ケイゾク、SPEC、カイドク』など。

URL:Twitter:@kamitonami

「「半分、青い。」63話。鈴愛暴言「だから先生はいい年して独り者で家庭もなくて友達もいないんだ!」」のコメント一覧 8

  • 匿名さん 通報

    自分から笛を捨ててと頼んだのに、本当に捨てられると怒る。本音は捨てたくなくて、止めてほしかったということかもしれないけど、鈴愛が何だか情緒不安定な人に見える。

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  • 匿名さん 通報

    「鈴愛は人を傷つける天才」言い得て妙。秋風に向けられたあまりに心の無い言葉。原稿を窓から突き出したり、癌を言い広めたりしたのにもドン引きだったが、しゃべり方といい情緒欠落の疾患があるという裏設定?

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  • 匿名さん 通報

    ヒロインの言葉が、ときどきキツ過ぎるのが、気になりますよね❗さすがに、今回の先生への発言は、酷すぎると感じました❗

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  • 匿名さん 通報

    漫画家といえば、もしも「ひよっこ」の2人が「半分、青い。」の世界にいるとしたら、1990年時点で50歳前後? まだ漫画描いてるのかな? 「すずふり亭」や「あかね荘」も赤坂なので意外と近い?

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  • 匿名さん 通報

    いきなり1991年、さらに1992年にとんだのにはびっくり。まあ、飛ばすことで律側の事情(清や両親との関係)を描かないで済むし、主人公の居ないところでドラマが重くなりすぎるのは得策ではないですしね。

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