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映画「若おかみは小学生!」高坂希太郎監督「小学生の可愛らしさを意識的に表現」

2018年9月20日 09時45分 ライター情報:丸本大輔
交通事故で両親を亡くした小学6年生の「おっこ」こと関織子は、花の湯温泉の旅館「春の屋」を営む祖母と一緒に暮らすことに。さらに、春の屋に住み着いているユーレイのウリ坊に頼まれて、跡取りがいない春の屋で若おかみとしての修業を始めることになった。明るく元気で誰とでも仲良くなれるおっこは、春の湯を訪れる人たちに喜んでもらうため奮闘。空回りすることもあるものの、ウリ坊や、同じくユーレイの美陽、小鬼の鈴鬼にも支えられながら、少しずつ若おかみとして成長していく。

累計発行部数300万部越えの人気を誇る令丈ヒロ子の児童文学『若おかみは小学生!』(絵:亜沙美)が劇場アニメ化され、映画『若おかみは小学生!』として9月21日(金)に公開。今年4月から放送中のテレビアニメ版とは別の作品として、物語の始まりから改めて描かれており、原作やテレビアニメ版を知らない人でも楽しめる映画となっている。

エキレビ!では、『茄子 アンダルシアの夏』以来15年ぶりに劇場アニメの監督を務めた高坂希太郎監督にインタビュー。ネタバレ無しの前編と、ネタバレ有りの後編(9月28日公開予定)の2部構成で、3年以上の制作期間をかけて、高坂監督が作品に込めた思いへ迫っていく。
9月21日(金)、全国ロードショーされる映画『若おかみは小学生!』。映画『茄子 アンダルシアの夏』や、その続編のOVA『茄子 スーツケースの渡り鳥』などで知られる高坂希太郎が監督を務めている

映画では一人の少女の成長にスポットを当てて描いた


──資料によると、映画『若おかみは小学生!』の制作作業が始動したのは、テレビアニメ盤の本格始動より約1年も早く。高坂監督が制作スタジオのマッドハウスに入って作業を開始したのが2015年6月となっています(テレビ版は2016年7月に脚本作業を開始)。それから3年3か月、ついに公開となりますが、今の心境は?

高坂 なんとか終わって良かったです。かなり過酷な現場で、机の上には常にうずたかく仕事が積まれ。特に終盤8か月は家に帰ることもできず仕事漬けだったので、やっと解放されたなと(笑)。作っている最中は、(期限までに)終わらないんじゃないかと思ったことも多々ありましたから。

──制作初期を振り返っていただきたいのですが。監督を務めることになった際、「こういう作品にしたい」と最初に考えたことを教えてください。

高坂 旅館業はお客さんのために行動する仕事なので、おっこは「本当の自分を分かって欲しい!」みたいな自分個人の思いをあまり表立っては出してこない主人公なんです。(主人公の)自分探し的なものを描く作品も魅力的ですが、それとは少し違うアプローチをしているのが原作の特色でもあり面白いところでもあるので、その魅力を1本の映画の中で最大限見せられる物語にしたいと思いました。

ライター情報

丸本大輔

1974年生まれ。フリーライター。瀬戸内海で生まれ育ち、現在は東京の西側在住。インタビューを中心に活動。得意ジャンルは、アニメ、マンガ、サッカーなど。

URL:Twitter:@maru_working

「映画「若おかみは小学生!」高坂希太郎監督「小学生の可愛らしさを意識的に表現」」のコメント一覧 2

  • 匿名さん 通報

    芸能人、タレント声優が、多いなあ❗

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  • 匿名さん 通報

    幼児向け感が強いキャラデザイン

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