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ラーメン屋の「とろとろ半熟卵」が食卓に!

ラーメンを食べる際、ついついビンボくさく、最後にとっておいてしまいがちな、とろーりとした半熟卵。
あの黄身のしたたる魅惑的な様を目の当たりにすると、前後不覚、軽々しくも「黄身のためなら死ねる」などとうそぶいてしまいそうにすらなる。だが、それがスーパーで手軽に買えることをご存じだろうか。

製造元は、卵の加工業「ワイエムフーズ」。
2004年後半から、10粒入り業務用がチェーンのラーメン屋を中心に発売され、それが好評だったため、05年3月からは3粒入りの家庭用が発売となった。

知ってしまうと「なんだよ、市販できるなら、もったいつけずに、もっと前にやってくれてもいいじゃんか」と、文句すら言いたくなるが……。
開発担当者によると、そもそもは、スーパーで売っている温泉卵のような感覚で、殻つきの半熟を「ラーメン屋さんの半熟」として、04年4月に出したのがきっかけという。

これを殻をむいた「半熟味付卵」にするためには、当然、試行錯誤があった。
「まず大変なのは、機械で殻をむく作業ですね。黄身がかたまっていると、圧力をかけても大丈夫だけど、半熟だとすぐ割れてしまうんですよ」
当初は自社開発の機械で、3割もハネ(商品にならない不良品)を出していたそうだが、その後、専用機械メーカーの導入により、はるかに効率アップ。とはいえ、現時点でも1割はハネになるという。
また、むいた卵は液につけ、殺菌してから再び液に浸して出荷となるが、
「流通の際に割れないよう、緩衝材として味付の液をたっぷり入れること。家庭用では、上からの圧力がかかりにくいよう、スタンドパックにしています」(業務用は枕状)。
とにもかくにも、いつでもあの、しょうゆ味のよくしみた黄色の「とろーり」を味わえるなんて、まったく便利な世の中になったものです。
(田幸和歌子)

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2006年5月18日のコネタ記事

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