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米で「日本のラブホテルの写真展」開催

       
シカゴ現代写真美術館、そしてニューヨークのジェンキンズ・ギャラリーで今月末まで「ラブホテルズ」なるエキシビションが開催され話題をよんでいる。
タイトル通り、ラブホテルの写真、しかも“日本の”を集めた写真展である。
公立学校で英語の先生として8カ月を日本で過ごした、というフォトグラファーのミスティー・キースラーさん(女性:29歳)が、撮影したラブホテルの部屋シリーズだ。
「京都に住んでいた時には、桜や富士山の写真を撮ろうとしていたんだけど、その手の写真は、凄く良い写真がすでにあるでしょ。私には典型的な日本の写真は撮れないっていうのもわかったのね。
ロンリープラネット(旅行ガイド)に出ていたラブホテルというものを知って、こんなの絶対にアメリカにはないし、これを撮ってみたい、と思ったの。
滞在日数も残り少なくなってきて、自分にハッパをかけながら、一件のラブホテルに入っていったの。そこから、このラブホテルシリーズが始まったわけよ」
と、とってもフレンドリ−なミスティーさん。
撮影中に何か面白いエピソードがあったのではないだろうか。
「通訳の人を雇う余裕がなかったから、素人の人を探していた時に、ラブホテルに女性一人で乗り込み、それも三脚とカメラといういでたちだったので、誤解されてしまったことがあったわ」という。

そもそも、アメリカと日本の「部屋を取る」という違いは一体何なのだろう?
「アメリカにはラブホテルのようなものはないの。
性行為のためだけに時間制で部屋を貸すようなところがあったとするなら、治安がとっても悪い場所で、犯罪が日常化しているようなモーテルとか。そうね〜、映画とかにはこういう場所ってよく出てくるけど、実際にはこういうのってあまりないと思うわ。
それとは逆に日本のラブホテルっていうのは、とっても明るくって、元気一杯って感じ。清潔だし、各部屋のテーマとインテリアがよく考えられているものばかりよね」

日本での公共+個人的なスペース、そしてロマンスの研究が私の作品として出来上がったように思う、というミスティーさん。
昨年、クロニクルブックスから発売された「ラブホテル」写真集『Love Hotels』は、70もの写真を各部屋から日記形式で綴っている全25ページ。なんと序文は桐野夏生氏が書いている。
「是非とも手に取ってご覧ください。日本の方の反応がとっても気になる〜」と
気にしていたミスティーさんであった。
(シカゴ/あらた)

ミスティー・キースラーHP
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2007年3月8日のコネタ記事

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