NTTドコモは4月20日、dポイントの不正利用対策として、「dポイントクラブアプリ」等に「アプリ専用番号」と「ポイント利用活性化方式」を2026年7月1日(予定)から導入すると発表した。

ドコモは2015年12月のdポイントサービス開始以来、2019年3月の「利用上限設定機能」導入、2023年6月の「一律の利用上限設定」実施など、段階的なセキュリティ強化を進めてきた。
今回の新施策はさらなる不正利用リスク低減と利便性向上を目的とするものだ。

新たな取り組みの柱は2つあり、1つ目は「アプリ専用番号」への切り替え。これまで一部ユーザーを除き、プラスチックカードと各種アプリで同一のdポイントカード番号(15桁)が使用されていた。

今後は「dポイント」「d払い」などのドコモ公式アプリに表示される番号がアプリ専用のものに変更される。切り替えはシステム上で自動的に行われ、ユーザーによる手続きは不要。また、アプリ専用番号導入後もプラスチックカードは引き続き利用できる。

2つ目は「ポイント利用活性化方式」の導入。ドコモ公式アプリでアプリを起動、または画面をタップした時点から「5分間のみ」、dポイントの「つかう(利用)」が可能となる。

5分が経過すると自動的に利用不可状態になるため、第三者が不正に入手したバーコード等によるポイント利用を防ぐ効果がある。ポイントを「ためる(付与)」はこの状態にかかわらず常時利用できる。同機能はドコモ公式アプリに表示される番号を使ったポイント利用が対象で、プラスチックカードでの利用やネット決済は対象外だ。

なお、今回のセキュリティ強化により、「dポイントクラブアプリ」「d払いアプリ」のユーザーは、最新版に更新する必要がある。
2026年7月1日以降、古いバージョンのアプリではdポイントを使えなくなる。また、ローソンアプリを利用している人は、「アプリ専用番号」の発行に伴い、dポイントカード番号の再登録が必要となる。
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