佐々木はローテーションの一角をキープできるだろうか(C)Getty Images

 ドジャースはシーズ開幕から1か月が経過した現在、先発ローテーション争いの話題が熱を帯びてきている。コンディション不良により調整を続けてきたブレーク・スネルが、マイナーでのリハビリ登板を開始しており、チーム復帰後には現在の先発陣の中の1人と入れ替わることが有力視されている。

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 その候補として挙げられているのが、ここまで先発ローテーションの後半を任されている、佐々木朗希、エメット・シーハン、ジャスティン・ロブレスキの3人だ。いずれかがスネル復帰後に別の役割を担うとの声が根 強く囁かれており、若手3投手のパフォーマンスは、登板毎に注目を集めている。

 現地時間4月27日には、メジャー公式サイト『MLB.com』でも、ドジャースで今後“ローテ外”となる投手について論じるトピックを掲載。スネルの復帰が5月末になると予想しながら、「今後数週間で、ササキ、シーハン、ロブレスキは、それぞれ先発の座を守るためのアピールを続けることになる」などと見通している。

 同メディアは、ここまで4勝をマークするなど堂々たるパフォーマンスを残しているロブレスキに対し、「純粋な成績だけを見れば、この3人の中で最も有利な立場にいる」と指摘。さらに、「当初は6人ローテーションの6番手だったかもしれないが、今では6日に一度、当然のようにボールを託されるべき投手のような投球を見せている」などと賛辞を綴っている。

 また、佐々木とシーハンについては両者を比較し、「ともに開幕からの1か月で前進は見せているが、結果という面ではシーハンの方がササキを明らかに上回っている」と主張。試合中盤までイニングを稼ぐシーハンの安定感を評価する一方で、苦戦が続いている日本人右腕にはやや厳しい見解が並ぶ。同メディアは、佐々木のここまでを振り返り、「昨年のローテーションでの8先発と比べると球速は上がり、空振りも奪えるようになっているが、効率よく投げること、そして試合の深いところまで投げることに課題を抱えている。ローテーションの中で、まだ5回を超えてアウトを記録していない唯一の投手でもある」などと分析する。

 だがその上で、「ただし、成長の兆しもある。土曜日の登板では5回プラスを投げて4失点を喫したものの、新たな形のスプリットを軸にしながら、制球面の向上を示した」として、初勝利を記録した投球内容を称賛している。

 加えて同メディアは、先発陣の今後を展望し、「スネルが復帰する時、ドジャースは誰をローテーションに残すかを決める上で、単なる成績表以上のものを見ることになる。パフォーマンスや結果は重要だが、育成も同じように重要だ」と持論も綴っている。

 開幕から好調を維持するドジャースにおいて、誰が先発の座を引き続き任されることになるのか。ローテーション定着を目指す若手3投手の争いは、さらに熾烈を極めていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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