コンディションが万全ならば別格のプレーを見せるのだが…(C)Getty Images

 アヤックスの冨安健洋は昨年12月のクラブ加入以降、ここまで6試合の出場(スタメン2試合)にとどまっている。直近2節ではサブメンバーに名を連ねながらピッチに立つことはなかった。

シーズン最終盤でのこの状況から、冨安の今季限りでの退団を予想する声も現地メディアから聞こえてきている。

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 オランダサッカーサイト『FOOTBALL TRANSFERS』が現地時間5月11日配信の記事において、現在の冨安が「戦力外に近い状態」であると伝えた。昨年末、フリーでアヤックス入りした冨安の契約は今季いっぱいとなっており、同メディアはシーズン終了とともにチームを去る可能性が高いと主張している。

 同メディアは、冨安の今年2月のクラブ初出場以降を振り返っており、「フレッド・フリム暫定監督のもと、エクセルシオール・ロッテルダム戦でデビュー。その後、NEC、PECズヴォレ、FCフローニンゲン戦でも短時間の途中出場を果たした」などと説明。

 また、現在もチームを率いるオスカル・ガルシア監督が3月に就任してから2試合でスタメン出場しているものの、その後、境遇が大きく変わったと同メディアは指摘。「そのオスカル・ガルシア監督が、現在はトミヤスをチームから遠ざけようとしているようにも見える」などと綴っている。

 冨安は3月下旬、1年9か月ぶりに日本代表選出を果し英国遠征メンバーに名を連ねながら、合流直前に行われたフェイエノールト戦で負傷退場したことで代表を辞退。その後、クラブ公式戦でピッチに立ったのは現在まで途中出場の1試合、4月10日に行われた第30節ヘラクレス戦のみとなっている。

 同メディアは今月行われた2試合、PSV戦とユトレヒト戦で日本人DFがベンチに座ったまま出場機会を得られなかったと説いており、「これにより、トミヤスのアヤックスでの時間は終わりに近づいているようだ」などと指摘。

 その上で、もともと冨安は来季以降でのビッグクラブ移籍を目指し、実績を積む機会としてアヤックスに入団したと同メディアは見込んでおり、「出場機会を失った現在、その“アピールの場”としての役割も薄れつつある。そうした状況を踏まえると、トミヤスがアヤックス残留を選ぶ理由は少なくなっているように見える」と持論を並べている。

 出場機会を失い、去就にも不透明感が漂い始めた冨安。シーズン終了後、そのキャリアがどの方向へ向かうのか、今後の動向が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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