山口氏は移籍した巨人時代に先発として最多勝にも輝いた(C)産経新聞社

 DeNAベイスターズで守護神を務めるなど巨人、ブルージェイズ含め日米で活躍した山口俊氏が5月9日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系列)に出演。2016年のシーズンオフにFA宣言した際の出来事を振り返った。

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 複数球団から声をかけられる中で巨人への移籍を決めた山口氏だが番組内では「実は僕、中日決まってたんですよ…」と打ち明けた。これにはMCを務めた浜田雅功氏も「マジで!」と驚きを隠せなかった。

 「10年経つのでいいのかなと思ったんですけど」と時間が経過したことで話す気になったとしながら、番組内では中日フロントと話す中で巨人に断りを入れると決めた日があったとした。

 当日、場所に向かうと当時の巨人GMから「山口君を獲れなかったら、辞表する覚悟で来た」と逆に辞表まで提示され、「その瞬間に断るつもりが『はい、分かりました』に変わってしまった」と相手の覚悟に飲まれてしまったという。

 その後、直立不動で当時の中日監督に電話して、すぐに名古屋に行き、直接謝罪したい旨を告げると「お前が決めたことだから、いいよ」と最終的に巨人移籍を認められたと明かした。

 その後、番組内では出演していた巨人OBの斎藤雅樹氏が当時のGMを知っているとしながら「本当に辞めるかと言われたら、辞めなかったとは思います…」としながら、山口氏は契約内容に自身の希望でポスティング移籍の条件も入れてもらったとした。

 斎藤氏によれば、巨人では従来ポスティングを認めていなかったことでこれも異例だったとした。

 山口氏は巨人に移籍後の19年に先発として15勝4敗と最多勝のタイトルなど投手三冠に輝きチームのリーグ優勝に貢献。

 その後19年オフにポスティングシステムを利用してブルージェイズに移籍。21年のシーズン途中に巨人に復帰。NPBでの通算成績は66勝66敗112セーブ、防御率3.36。先発、抑えを経験するなど、様々な役割を担いながら豪快なピッチングでチームを支えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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