日向坂46・齊藤京子が主演を務める土曜ナイトドラマ『泥濘(ぬかるみ)の食卓』(テレビ朝日系)の第7話・第8話に、ヒコロヒーが出演することが決定した。齊藤演じる深愛の人生のキーマンとなる叔母役を演じる。



【写真】ヒコロヒー×齊藤京子『キョコロヒー』コンビが『泥濘の食卓』で共演!

 本作は、伊奈子による同名漫画を実写化した“パラサイト不倫”ドラマ。齊藤演じる主人公・捻木深愛(ねじき・みあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、店長の息子、そして店長の妻にまで近づき、徐々に家庭へと寄生―やがてぬかるみへと引きずり込んでいく。

 放送を重ねるごとに、その衝撃度がどんどん加速し、齊藤演じる純愛モンスター・深愛をはじめ、原菜乃華演じる恋愛モンスター・ちふゆの暴走っぷりにも拍車がかかり、「登場人物全員ヤバイ!」と大きな話題になっている本作に、なんとヒコロヒーが出演することが決定。昨日放送された齊藤とヒコロヒーがMCを務める『キョコロヒー』(毎週月曜23時45分放送)にて、サプライズ解禁された。バラエティー番組以外では初共演となる2人が、センセーションを巻き起こしている本作で、笑いゼロのガチ演技に挑む。

 ヒコロヒーは、お笑い芸人として引く手あまたの活躍を見せる一方で、近年は『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)『だが、情熱はある』(日本テレビ系)『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)などのドラマや、『大名倒産』などの映画で俳優としても活躍している。そんなヒコロヒーが今回演じるのは、深愛の父の妹で、叔母のあかり役。純愛モンスター・深愛を生み出した母・捻木美幸(筒井真理子)の過去が明らかになる第7話の20年前の回想シーン、そして現代の深愛の人生を左右する第8話の重要なシーンに登場する。

 ヒコロヒーは、実はオファー当初「(齊藤京子の)宝物みたいな大切な経験になる現場だと思ったので、お笑い畑の自分が軽はずみに出るのは何かおこがましいのではと思い、断ろうと言いました」と明かす。だが、出演を決めた後は、「回想シーンでは18歳の設定ですと通達されたので、急いで『SK‐II』を顔面にぶち塗るなどしました」と事前準備も万全に挑んだとのこと。

 また、最初は少し出演するだけだと聞いていたそうだが、後に実際に台本を読んでみたところ、「聞いてた話とちゃうくて、キーマンみたいになっている!」と衝撃を受け、なんと齊藤との共演シーンでは、台本約3ページに渡る掛け合いを見せることに。これには齊藤も「ドラマが一瞬、『キョコロヒー』に乗っ取られます」と言うほど。
ドラマ初共演の齊藤とヒコロヒーは、ドラマでは一体どんな化学反応を見せてくれるのか期待したい。

 昨日放送された『キョコロヒー』では、筒井真理子演じる深愛の母・美幸の義父役でモト冬樹が第7話に出演することも発表された。共演したヒコロヒーは、ドラマ撮影現場で、モト冬樹のまさかすぎる発言に遭遇したことを大暴露。なんと「こんな大したことないシーン、がんばらなくていいのに」と禁断の言葉を発したという。そんな「大したことないシーン」とは一体どんなシーンなのか?

 先日放送された第5話では、ついに深愛とちふゆという2人のモンスターが直接対決。嫉妬に燃えたちふゆが、カッターナイフに深愛に襲いかかるが、深愛を守ろうとしたハルキに突き飛ばされ、階段から転げ落ちるという衝撃の展開を迎えた。

 そして、ヒロコヒーが登場する第7話へとつながる、今週11月25日放送の第6話では、恋愛モンスター・ちふゆがやりたい放題の大暴れを見せる。深愛が自分に対するハルキの本気の思いに戸惑う一方、店長の衝撃の過去も明らかになる。ちふゆに怪我を負わせてしまったハルキには、本当の地獄が待ち受けており…。

 土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓』は、テレビ朝日系にて10月21日より毎週土曜23時30分放送。

※齊藤京子とヒコロヒーのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■齊藤京子(日向坂46)・捻木深愛役

──ドラマの撮影現場でヒコロヒーさんとご一緒されてどのような気持ちでしたか?

 『泥濘の食卓』の現場に、いつものヒコロヒーさんがいらっしゃってとても不思議な空間でした! いつもは緊張感のあるシーンが多く、現場にいる時は常に真剣でいましたが、ヒコロヒーさんがいらっしゃって笑顔が多くなったといいますか、良い意味で緊張感が解けてアットホームな雰囲気になりました!

──ヒコロヒーさんとの共演を楽しみにしている視聴者の皆様にメッセージをお願いいたします。


 ヒコロヒーさんが『泥濘の食卓』に入ってくださったことで、ドラマが一層盛り上がり、物語も一変します! 原作でも非常に重要なキーパーソンです! また、ドラマ内で一瞬『キョコロヒー』がジャックするところも色んな意味で面白く異質な空気感が流れるのでは、と思います! ヒコロヒーさんがこのドラマをさらに盛り上げてくださっているといっても過言ではありません! ぜひぜひ楽しみにしていただきたいです!

■ヒコロヒー・あかり役

──最初にオファーを受けたときのお気持ちをお聞かせください。

 レギュラー番組で共演している女(=齊藤京子)の宝物みたいな大切な経験になる現場だと思ったので、お笑い畑の自分が軽はずみに出るのは何かおこがましいのではと思い、断ろうと言いました。

──ドラマの撮影現場で齊藤京子さんと会われてどんな印象をお持ちになりましたか?

 真摯に、良い意味でプライド高く、素直に現場と向き合っているなと思いました。なんかの拍子にずっと笑って、笑いが止まらなくなっており、「こいつ、しょっちゅうこの状態なってんねやろうな」と思いました。

──齊藤さん演じる深愛の叔母役でのご出演ですが、演じる上で意識されたことはありましたか?

 回想シーンでは18歳の設定ですと通達されたので、急いで「SK-II」を顔面にぶち塗るなどしました。

──放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

 ひと筋縄でいかない物語を、いろんな角度から共感したり唖然としたりしながら楽しんでいただけるドラマなのかなと思います。

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