ティム・ロビンス&スーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンスと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが共演する映画『ダニエル』より、主人公ルーク(マイルズ)が空想と現実のはざまでほんろうされていく姿やダニエル(パトリック)が見せる“狂気の微笑”を映し出す日本版予告が、ポスタービジュアルと共に解禁された。
【動画】耽美と狂乱の世界へと誘う『ダニエル』予告編
両親の離婚により孤独な幼少期を過ごしていたルーク(マイルズ)。
ある事件をきっかけにそんな“空想上の親友”を封印したルークだったが、時がたち不安と孤独にさいなまれたことで長年の封印からダニエルを呼び起こす。カリスマ性にあふれ、妖しくも美しい魅惑的なダニエルは、孤独なルークにとって再び“唯一の理解者”となっていく。やがてルークの生活は一変。すべてが順調に進み、いつしかダニエルを必要としなくなるが、ダニエルはそれを許さず、次第にルークを支配しようと動き出す―。
日本版予告では、数年ぶりの再会を果たしたルークとダニエルが無邪気な笑顔でじゃれ合う姿が映し出され、青春を満喫する2人のキラキラとした日常が収められている。「僕は君の一部だ」と、互いに絆を確かめ合う2人だったが、終盤「君は、何かがおかしい」というナレーションがかかると様相が一変。柔和だったダニエルの表情は“不気味な笑み”へと急変し、繰り返される異常な行動にルークの精神は追い込まれていく。心優しき青年から狂気じみたサイコパスへと変貌を遂げていくダニエルは、本当にルークにしか見えない“空想上の親友”なのか?それとも…。美しき空想上の親友(イマジナリーフレンド)が、<耽美と狂乱の世界>へと誘う。
ポスタービジュアルには、どこかはかない空気をまとい、切なげな表情で視線を送るダニエルと、対照的に不穏な表情で目を背けるルークの姿が写し出されている。デザインを手掛けたのは、『君の名前で僕を呼んで』『ムーンライト』『永遠に僕のもの』『WAVES/ウェイブス』『mid90s ミッドナインティーズ』などのポスタービジュアルを世に送り出した、「OTUA」石井勇一。
公開に先立ち、ムビチケ前売券もオンライン発売中。購入者特典は、「SXSW映画祭」デザイン部門でポスター・デザイン賞を受賞した海外のポスタービジュアルがあしらわれたスマホ用壁紙がGETできる。
映画『ダニエル』は、2021年2月5日より全国公開。