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「サンライズ立ちをするいちご」って書いてあった「アイカツ!」木村監督&加藤シリーズ構成に聞く 1

―――作品の設定は、ゲームの方でかなり固まっていたのでしょうか?
木村 世界観のようなものだけで、物語についてはほとんど決まっていませんでした。
加藤 (前に)僕が参加していた段階でスターライト学園とか、アイカツシステムとか、「芸能人はカードが命」という言葉とかを決めていて。それを、もう一回、監督といじりはじめた感じですね。
―――アニメについて、木村監督は最初にどのような方針を考えられたのですか?
木村 スポ根をやりたいというオーダーがあって。ゲームの方で、トップアイドルの美月といちごの設定は漠然と決まっていたんです。その世界観とキャラクターから考えていくと、自然と「エースをねらえ」のお蝶夫人と岡ひろみのような関係性をベースにするのが良いかなと。そこからどう味付けしていくかという感じでした。
―――その味付けの方向性としては?
木村 僕としては、コメディにしたいという事が一番軸にありました。震災の翌年だったので暗い作品にはしたくなかったんです。加藤さんも良いですねと言ってくれて。その事以外は、作りながら考えていった感じです。
加藤 本当に時間もなかったですからね。いちごたちは真剣にやっているんだけど、それを見ている方は面白い、というのも考えていた事ではありました。
木村 そうですね。
加藤 僕が「アイカツ!」で初めて監督とご一緒して、どんな監督なのかを分かっていく過程の中、すごく印象に残っている事があって。1話で、美月のライブを観て感動したいちごがベッドの中でライブの事を思い出し、涙が一粒こぼれるというシーンを書いたんですね。でも、監督は涙は流さない方が良いんじゃないかと。そこはかなり話し合って、最終的に泣かない事にしたんです。あのシーンでのジャッジは、あまりウェットにはならず、明るいポジティブ感を保つというシリーズを通しての方向性の基点になってると思います。今も「アイカツ!」では、泣くって特別な事ですからね。

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