がいしゃーす。
スナフキン、凄いな！
『フリースタイルダンジョン』（テレビ朝日）セカンドシーズンRec3-3。
サイプレス上野にクリティカルで負けたPONYにつづいて登場したスナフキン。
THE罵倒2015でT-PABLOWを撃破し、R-指定にも勝っているという。
「やりたい奴は般若さんだけなんで」
でけぇ口叩くな！ と思ったら、叩くだけあるすげぇヤツだった。
最初のモンスターはDOTAMA。
「お前スナフキンって言うよりムーミンみてぇな体型じゃねぇかよ」
というDOTAMAのディスに
「よく聞け ムーミンてのはゆわれ飽きた お前じゃねぇクソダセェ１回戦の奴も言ってた」
と、
「よく聞け（ういえ）」「ムーミンて（ういえ）」
「お前じゃねぇ（あええ）」「クソだせぇ（あええ）」
ガッチリ韻を踏みながら、
しかも、フレーズの切れ目が「ええあ」のリズム
「よくきけ（え） ムーミンて（え） のはゆわれ飽きた（あ）
おまえじゃねぇ（え） クソだせぇ（え） １回戦の奴も言ってた（あ）」
で耳にとびきり気持ちいい。
スナフキン、脚韻も決めつつそれ以外の音の気持ちよさも始終ピタリとキープしながら、自由自在のノリだ。
この後も、
「だからこそマイク持ってまた賭け出た
誰がイケてるwho better New Era ブーメランみたく投げるぜ。
上には上がいるだけの話なのに喰ってた」
って、
「who better（うえあ）」「New Era（うえあ）」「ブーメラン（うえあ）」「上が（うえあ）」
と細かく韻を踏みつつ、
「だから」と「誰が」で「だ、だ」と頭を押さえ、
「マイク」「また」で「ま、ま」と頭を押さえ、
「賭け出た」「喰ってた」で「でた」「てた」で脚も押さえている。
ムーミン問題、DOTAMAは
「スナフキンってよりはドラゴンクエストのブラウニーみてぇだぜかわいい
俺が手下にしちゃいたいぐらいこの子かわいい」
と、分厚い返し。
「ブラウニー」はドラゴンクエスト5以降に登場した木槌を持つズングリ系のモンスターだ。
「かわいくねぇだろ」と返すスナフキンは、
最後を
「対して発する言葉で当然 俺のラップは質実剛健」
で、
「言葉で当然（おうえん）」「質実剛健（おうえん）」の脚韻で決めつつ、
「対して発する言葉」は、その２章節前の「足してる言葉」とシンクロ。
スナフキンが１戦目を制する。
２戦目。
DOTAMA「歌い方Lupe Fiascoのビート上のでも俺ちょうどいい」
スナフキン「シンプルに韻踏む このビートはもちろんKick Push」
と見事にスタート、
スナフキン「止まらずタイマーたった今はらたいらみたく飛び出した」
と、
「タイマー（あいあ）」「たった今（ああいあ）」「はらたいら（あああいあ）」「飛び出した（あいあ）」
あいあー攻撃の果てに、
「トリガー降りな織り成すウォリアーSmoking Town」
と、おいあー攻撃（トリガー、降りな、織り成 ウォリアー Smoking Town）しておいての、
ラスト「お次の扉開きな」
で、「扉（おいあ）」と「開な（あいあ）」を入れ込んでくる。
その後も、
「悪党か？（あうおあ）」「躍動感（あうおあ）」「110番（あうおあ）」にもっていき、
「ルパン・ザ・サード（うあんああお）」「不満が何個（うあんああお）」なんてのもブチかます。
クリティカルでスナフキン勝利。
次なるモンスターは、T-PABLOW。
１戦目。
スナフキン先攻をとる。
「今さIn my sound 満たさ上手さsuisideなければ引き出すBrother」
と畳み掛けて、
「だよね？ T-PABLOWインパクトぶち込みな韻とフロウ」
と決める。
T-PABLOWも、
「サングラス」「ファンクラブ」「ぐらいな」と「ぐら」を重ね、
「もう１回チャンスあるからやらせて言葉の重みは何グラム？」と決める。
スナフキンはさらに
「仲間ならハートcoreハードコア？こめかみにガンカート・コバーン ぶち抜きに来ただけ見定め暇はねぇ今だけWe are the best」
とキメキメに決めて、
「パブロ ピカソ カニエ 一番ダサいパブロ DOTAMAのサンプリング 掴みながらも被る冠」
と、>Rec2-2の
「田中光 だいだひかる 西田ひかる 宇多田ヒカル 一番しょぼいコイツは「光」」
というDOTAMAさんの名前合わせディスの斜めアレンジを吐く。
カニエのパブロは、カニエ・ウェストの最新アルバムが『The Life Of Pablo』だからだ。
ぐんぐんお互いに大いに盛り上がっていく堂々たる相乗効果のパワー、すげえ。
スナフキン、T-PABLOWも撃破し、次回CHICO CARLITO戦へと進撃だ。
「Back Attack / スナフキン feat.KOOPA」聞きながら楽しみに待つ。（テキスト／米光一成 イラスト／小西りえこ）
・「フリースタイルダンジョン」特別編「Monsters War」ダチョウ倶楽部分からなきゃ死んでよし
・「フリースタイルダンジョン」Ｒ-指定はビートに乗ってたか、乗ってなかったのか
・「フリースタイルダンジョン」でもバイブスなら剛長渕
・「フリースタイルダンジョン」個人情報流出！R-指定はヒモだった
・「フリースタイルダンジョン」ブラック企業でもEnjoy
・「フリースタイルダンジョン」MC DOTAMAのトークバラエティ「ドタトーーク！」
・「フリースタイルダンジョン」マリファナとか大麻とかやめてくんないかな？
・「フリースタイルダンジョン」崇勲の沈黙、般若KREVAに宣戦布告
・「フリースタイルダンジョン」これは凄い！不甲斐ないデブの快進撃
・2ndSeasonREC1-3「フリースタイルダンジョン」Ｒ-指定 ラップしてえ
・2ndSeasonREC1-2「フリースタイルダンジョン」うまい棒？ おまえの未来は暗いぞう
・2ndSeasonREC1-1「フリースタイルダンジョン」R-指定危うし。昔の相方のコッペパン攻撃
・「フリースタイルダンジョン」浅野忠信が中村獅童が熱くなったベストバウト
・「フリースタイルダンジョン」R-指定強し。レペゼンとは何か対決
・「フリースタイルダンジョン」30年やってるぜ、いとうせいこう５５歳がかっこよすぎた件
スナフキン、凄いな！
『フリースタイルダンジョン』（テレビ朝日）セカンドシーズンRec3-3。
サイプレス上野にクリティカルで負けたPONYにつづいて登場したスナフキン。
THE罵倒2015でT-PABLOWを撃破し、R-指定にも勝っているという。
「やりたい奴は般若さんだけなんで」
でけぇ口叩くな！ と思ったら、叩くだけあるすげぇヤツだった。
フリースタイルイラスト／小西りえこ
最初のモンスターはDOTAMA。
「お前スナフキンって言うよりムーミンみてぇな体型じゃねぇかよ」
というDOTAMAのディスに
「よく聞け ムーミンてのはゆわれ飽きた お前じゃねぇクソダセェ１回戦の奴も言ってた」
と、
「よく聞け（ういえ）」「ムーミンて（ういえ）」
「お前じゃねぇ（あええ）」「クソだせぇ（あええ）」
ガッチリ韻を踏みながら、
しかも、フレーズの切れ目が「ええあ」のリズム
「よくきけ（え） ムーミンて（え） のはゆわれ飽きた（あ）
おまえじゃねぇ（え） クソだせぇ（え） １回戦の奴も言ってた（あ）」
で耳にとびきり気持ちいい。
スナフキン、脚韻も決めつつそれ以外の音の気持ちよさも始終ピタリとキープしながら、自由自在のノリだ。
この後も、
「だからこそマイク持ってまた賭け出た
誰がイケてるwho better New Era ブーメランみたく投げるぜ。
上には上がいるだけの話なのに喰ってた」
って、
「who better（うえあ）」「New Era（うえあ）」「ブーメラン（うえあ）」「上が（うえあ）」
と細かく韻を踏みつつ、
「だから」と「誰が」で「だ、だ」と頭を押さえ、
「マイク」「また」で「ま、ま」と頭を押さえ、
「賭け出た」「喰ってた」で「でた」「てた」で脚も押さえている。
ムーミン問題、DOTAMAは
「スナフキンってよりはドラゴンクエストのブラウニーみてぇだぜかわいい
俺が手下にしちゃいたいぐらいこの子かわいい」
と、分厚い返し。
「ブラウニー」はドラゴンクエスト5以降に登場した木槌を持つズングリ系のモンスターだ。
「かわいくねぇだろ」と返すスナフキンは、
最後を
「対して発する言葉で当然 俺のラップは質実剛健」
で、
「言葉で当然（おうえん）」「質実剛健（おうえん）」の脚韻で決めつつ、
「対して発する言葉」は、その２章節前の「足してる言葉」とシンクロ。
スナフキンが１戦目を制する。
２戦目。
DOTAMA「歌い方Lupe Fiascoのビート上のでも俺ちょうどいい」
スナフキン「シンプルに韻踏む このビートはもちろんKick Push」
と見事にスタート、
スナフキン「止まらずタイマーたった今はらたいらみたく飛び出した」
と、
「タイマー（あいあ）」「たった今（ああいあ）」「はらたいら（あああいあ）」「飛び出した（あいあ）」
あいあー攻撃の果てに、
「トリガー降りな織り成すウォリアーSmoking Town」
と、おいあー攻撃（トリガー、降りな、織り成 ウォリアー Smoking Town）しておいての、
ラスト「お次の扉開きな」
で、「扉（おいあ）」と「開な（あいあ）」を入れ込んでくる。
その後も、
「悪党か？（あうおあ）」「躍動感（あうおあ）」「110番（あうおあ）」にもっていき、
「ルパン・ザ・サード（うあんああお）」「不満が何個（うあんああお）」なんてのもブチかます。
クリティカルでスナフキン勝利。
次なるモンスターは、T-PABLOW。
１戦目。
スナフキン先攻をとる。
「今さIn my sound 満たさ上手さsuisideなければ引き出すBrother」
と畳み掛けて、
「だよね？ T-PABLOWインパクトぶち込みな韻とフロウ」
と決める。
T-PABLOWも、
「サングラス」「ファンクラブ」「ぐらいな」と「ぐら」を重ね、
「もう１回チャンスあるからやらせて言葉の重みは何グラム？」と決める。
スナフキンはさらに
「仲間ならハートcoreハードコア？こめかみにガンカート・コバーン ぶち抜きに来ただけ見定め暇はねぇ今だけWe are the best」
とキメキメに決めて、
「パブロ ピカソ カニエ 一番ダサいパブロ DOTAMAのサンプリング 掴みながらも被る冠」
と、>Rec2-2の
「田中光 だいだひかる 西田ひかる 宇多田ヒカル 一番しょぼいコイツは「光」」
というDOTAMAさんの名前合わせディスの斜めアレンジを吐く。
カニエのパブロは、カニエ・ウェストの最新アルバムが『The Life Of Pablo』だからだ。
ぐんぐんお互いに大いに盛り上がっていく堂々たる相乗効果のパワー、すげえ。
スナフキン、T-PABLOWも撃破し、次回CHICO CARLITO戦へと進撃だ。
「Back Attack / スナフキン feat.KOOPA」聞きながら楽しみに待つ。（テキスト／米光一成 イラスト／小西りえこ）
・「フリースタイルダンジョン」特別編「Monsters War」ダチョウ倶楽部分からなきゃ死んでよし
・「フリースタイルダンジョン」Ｒ-指定はビートに乗ってたか、乗ってなかったのか
・「フリースタイルダンジョン」でもバイブスなら剛長渕
・「フリースタイルダンジョン」個人情報流出！R-指定はヒモだった
・「フリースタイルダンジョン」ブラック企業でもEnjoy
・「フリースタイルダンジョン」MC DOTAMAのトークバラエティ「ドタトーーク！」
・「フリースタイルダンジョン」マリファナとか大麻とかやめてくんないかな？
・「フリースタイルダンジョン」崇勲の沈黙、般若KREVAに宣戦布告
・「フリースタイルダンジョン」これは凄い！不甲斐ないデブの快進撃
・2ndSeasonREC1-3「フリースタイルダンジョン」Ｒ-指定 ラップしてえ
・2ndSeasonREC1-2「フリースタイルダンジョン」うまい棒？ おまえの未来は暗いぞう
・2ndSeasonREC1-1「フリースタイルダンジョン」R-指定危うし。昔の相方のコッペパン攻撃
・「フリースタイルダンジョン」浅野忠信が中村獅童が熱くなったベストバウト
・「フリースタイルダンジョン」R-指定強し。レペゼンとは何か対決
・「フリースタイルダンジョン」30年やってるぜ、いとうせいこう５５歳がかっこよすぎた件
編集部おすすめ
