「撮影禁止」エリアがじっくり見られる
飛田新地と言えば、大正時代に作られた日本最大級の遊郭街。昔ながらの雰囲気が残っているので、“日本最後の遊郭”と呼ばれることも。各店が「料亭」という形になっており、1階の店先に仲居さんと「おばちゃん」が座っている。お客は気に入った女の子がいれば店に入り、2階の個室で「自由恋愛」を楽しむというスタイルだ。
飛田新地は撮影禁止のエリアとして知られるが、Googleストリートビューの画像には、店先でお客を待つ仲居さんの姿がバッチリ写っている。中には、バストとウエストを大胆に露わにしたセーラー服コスプレで座っている人も。
飛田新地は最近になってはじめて撮影されたわけではないらしく、過去のストリートビューの風景が見られる「タイムマシン機能」を使うと2010年のデータも残っていた。ストリートビュー撮影車が通った時間帯によって、店の中が覗けたり覗けなかったりするようだ。
ストリートビューでは他にも、飛田新地から数十キロメートルほど離れた所にある「松島遊郭」という風俗街が撮影済。こちらも飛田新地と同じく、店先に女性たちが座ってお客を待っている様子がありありと確認でき、自転車に跨った男性がお店の中をじっと見ているところまで写っている。